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CNBLUEイ・ジョンヒョン「歌手出身女優ボナ-ドヒ、互いに無限の応援をした」


  • CNBLUEイ・ジョンヒョン「歌手出身女優ボナ-ドヒ、互いに無限の応援をした」
「作品が終わる頃には、いつも後悔して『もう少し追い込めばよかった』という気がする。今回も物足りなさが残るが、みんな頑張って暖かいドラマを作ることができた。短かった8部作ですっきりした中にも名残惜しい感情がより大きかった」

バンドCNBLUEのギタリスト兼俳優イ・ジョンヒョン(27)は、KBS2『ランジェリー少女時代』で無愛想な慶尚道男チュ・ヨンチュン役を引き受けた。2015年のKBS2『オレンジマーマレード』以来2年ぶりに演技に乗り出した彼は、1970年代の大邱を背景に慎重に相手に近づいていく昔の恋愛法を伝えた。

20歳のチュ・ヨンチュンはソウルから転校してきパク・ヘジュ(チェ・ソジン扮)を初めて見た後、愛の熱病にかかった。

本心を表現できないままパク・ヘジュの周辺をぐるぐる回った。大学教授であるペク・ヘジュの父が「共産主義者」として追い出された状況で、チュ・ヨンチュンはパク・ヘジュの支えになり、2人は傷を乗り越えて大邱を離れながら愛を築き上げた。

「『ランジェリー少女時代』は最初は4部作で企画された。チュ・ヨンチュンの話がはっきりしていなかった。8部作に増えたが、12部作だったらチュ・ヨンチュン-パク・ヘジュの関係をより繊細に掘り下げることができたと思う。それでも2人の切ない関係が上手く表れ、チュ・ヨンチュンが魅力的なキャラクターになってよかった」

イ・ジョンヒョンはチュ・ヨンチュンについて「女性の方々が好む男だ」とした。他人にはできないように見えるが、恋い慕う女性には優しい男がチュ・ヨンチュンだった。イ・ジョンヒョンはチュ・ヨンチュンを演技しながら女子学生を見るだけで胸が躍った中高生時代の感情を再び感じた。

「1970年代に生きたことがないためすべてを共感することはできなかったが、(チュ)ヨンチュンが経験した状況は理解できた。中高生の時は女子学生が隣に来るだけでも心臓が震えたから。異性への感情は時代を問わず同じじゃないだろうか」

大邱が背景だっただけに、放送序盤には俳優たちの方言演技論議が相次いだ。演技の経歴が長くない幼い俳優たちが集まっただけに避けることができない評価だった。それでも『ランジェリー少女時代』はさまざまな指摘に振り回されず、主人公イ・ジョンヒ(宇宙少女ボナ扮)の愛と成長を盛り込み、拍手を受けて幕を下ろした。

「事前ミーティングの時、チュ・ヨンチュンの出身が明確でなく、方言の演技が楽なようだった。しかし、慶尚道の方言が地域ごとに違うことを知った。大邱が盆地地域だが、他の地域の方々が集まって複数の方言が混ざったらしい。釜山出身の私も、大邱の方言が他の慶尚道の方言と非常に違うことに気づいた」

『ランジェリー少女時代』の主演俳優たちは皆、1990年代生だった。イ・ジョンヒョンは彼らの中でも、一番上の兄だった。先に立って俳優たちにご飯を奢ったり、一緒に団体チャットルームを作って疎通した。『ランジェリー少女時代』の絆の強いチームワークが始まったのだ。イ・ジョンヒョンは俳優たちを一つにつなぐ連結の輪の役割をした。

主人公イ・ジョンヒとして出演した宇宙少女ボナ(本名キム・ジヨン / 22)と学校の問題児シム・エスクを演じたドヒ(ミン・ドヒ / 23)は、イ・ジョンヒョンと一緒で歌手出身女優だ。イ・ジョンヒョンは「ボナ、ドヒと特別に別途に会って話したのではないが、お互いに無限の応援をしあった」と話した。「歌手出身俳優」という負担と重みを互いに分かっていたためだ。

初恋の話を時代的な背景に盛り込んだ『ランジェリー少女時代』は、最後に進むほど「ウェルメイドドラマ」だという好評を受けた。イ・ジョンヒがイ・ジョンヒ(ヨ・フェヒョン扮)、ペ・ドンムン(ソ・ヨンジュ扮)の間で葛藤する中、チュ・ヨンチュン-パク・ヘジュは逆境の中で咲く愛を描いた。長くない放送分のせいでチュ・ヨンチュン-パク・ヘジュの話が詳しく扱われなかったが話に暖かい風を吹き込んだ。

「チェ・ソジンは普段でも慎重な性格だ。俗に言う『天生女子』だ。いつもああゆう姿であるというのが俳優としてうらやましかったりもして。無理して作ったのではなく、長い期間身体に身についたのだろう。パク・ヘジュそのままだった」

チュ・ヨンチュンは町の人たちがパク・ヘジュに向かって後ろ指を差すと、彼女のそばを離れようとした。しかし、パク・ヘジュは彼をつかまえ、チュ・ヨンチュンはようやく自分が間違った判断をしたことを悟った。「私もそうしたことがあった。そうしながら成長するのだと思う。今回の作品では過度に頭を使うよりは本能的に演技しようとした」

20代半ばを過ぎたイ・ジョンヒョンは音楽と演技を並行している。CNBLUEとしてデビュー時からスポットライトを受けた彼は沈着に俳優の道を磨いている。『ランジェリー少女時代』はタイトなスケジュールの中で完成した結果であり、俳優として良い作品に出会いたい喉の渇きを感じさせたドラマだった。

「今後役割を問わずすべてやりたい。経験が本当に重要なようだ。演技すればするほどすべての役割をしてみたい。他の俳優が演じたキャラクターに欲が出るのが分かる。自ら満足する作品をして視聴者たちと共感できる俳優になりたい」
  • スタートゥデイ ハン・イング記者 / 写真=ユ・ヨンソク記者
  • 入力 2017-11-19 08:25:00




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