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[2017年スター復帰①]イ・ヨンエとコ・ソヨン、10年ぶり復帰作に向けられた現実


  • [2017年スター復帰①]イ・ヨンエとコ・ソヨン、10年ぶり復帰作に向けられた現実
今年一年、放送街では久しぶりに出会う嬉しい顔の登場が多かった。最近作品活動をほとんどしなかったトップ女優たちはもちろん、わいせつスキャンダル以降震える気持ちで復帰審判台の前に立った俳優まで、多くの俳優がブラウン管に戻ってきた。

それぞれ違った理由で休息期を持っていたスターたちがブラウン管に戻ってきたが、彼らが受け取った復帰成績表は千差万別だった。2017年を輝かせた「復帰スター」たちの成績表を整理してみた。

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◆ 『師任堂(サイムダン)、色の日記』イ・ヨンエ、『チャングムの誓い』を夢見るも心残りだけ残す

今年上半期には、過去『チャングムの誓い』でシンドロームを巻き起こし、国内外を魅了したトップスター女優イ・ヨンエが復帰作を公開した。

イ・ヨンエは13年ぶりのブラウン管復帰作としてSBS上半期最高の期待作であった『師任堂(サイムダン)、色の日記』を選んだ。『師任堂(サイムダン)、色の日記』はイ・ヨンエとソン・スンホンのツートップキャスト、200億ウォン台の制作費、100%事前制作という歴代級の環境の中で制作されたが、視聴率と話題性どちらでも惨敗した。

放送初週に16%を超える視聴率を記録したが、最終回視聴率8.2%を記録し静かに幕を下ろした。中でも『師任堂(サイムダン)、色の日記』は続く視聴率下落により当初30部作で企画されていた作品を28部作に減らし早期終了を迎えて寂しさを高めた。こうした不振には事前制作システムが持つ視聴者の意見反映不可の限界と、トレンディになれなかったドラマ設定、過度にルーズなストーリー展開などが原因とされた。またイ・ヨンエは作品の中でキャラクターを極度に節制した演技で解釈し「ぎこちない」という演技力の指摘まで受ける苦みを味わった。

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◆ 『完璧な妻』コ・ソヨン、演技力はよかったが…

イ・ヨンエと似た時期にまた別のトップスター女優コ・ソヨンもまた久しぶりにブラウン管を訪れた。単発性のバラエティ番組を除いては2007年『青い魚』以降10年ぶりに復帰したコ・ソヨンは、KBS2TV月火ドラマ『完璧な妻』を復帰作に選んだ。

2010年チャン・ドンゴンと結婚後、結婚生活と育児に専念してきたコ・ソヨンだったが、10年ぶりの復帰作にて彼女の演技はあまり不自然ではなかった。不屈で「言いたいことは言う」主婦シム・ジェボク役に扮したコ・ソヨンはこれまで抱いてきた演技に対する渇望を解消するように積極的な演技を披露した。しかしこうした「コ・ソヨン効果」にもよらず『完璧な妻』は1話視聴率3.9%を記録し、期待に及ばない低い視聴率で幕を閉じた。

チョ・ヨジョンとユン・サンヒョン、コ・ソヨンの三人の間のミステリーな秘密でスリラージャンルを行き来し、作品の差別化を試みた『完璧な妻』であったが、竜頭蛇尾の残念なストーリー展開と、後半に進むほど分かりきった結末により大きな成功を得ることが出来ず、最高視聴率6.4%で静かに放送が終了した。
  • シックニュース ホン・ヘミン記者 / 写真=シックニュースDB | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-12-25 07:00:00




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