トップ > エンタメ > 韓国ドラマ > 「賢い監房生活」視聴率上昇の立役者は反転のキャラクターたち
『賢い監房生活』が地上波を脅かしている。地上波さえ一桁の視聴率で苦戦しながら順位争いしている中、ケーブルチャンネルtvNの『賢い監房生活』は一人で視聴率上昇の勢いに乗り、MBC『ロボットじゃない』を押さえ、SBS『法廷プリンス - イ判サ判 -』に向かって跳躍している。『賢い監房生活』の上昇には理由がある。シーンスティラーたちの演技列伝、毎回登場する反転カードが上昇の理由だ。
シン･ウォンホPDと反転は御馴染みの関係だ。「応答せよシリーズ」にて夫候補を消去する過程にて目だった素材は「反転」だった。キャラクターが夫となることができない詳細な情報が公開され、視聴者に反転を披露した。『賢い監房生活』では夫探しはない。そしてその空白を拡大された反転カードが満たしている。
法がなくても生きることができそうな主人公キム･ジェヒョク（パク･ヘス扮）が実刑宣告を受けたように、人間世界は我々の予想通りには流れない。刑務所の中の人間群像も同じだ。刑務所という背景で描かれる看守の反転は強烈であり、温かかった。「応答せよシリーズ」にて人間的な一面を披露したソン･ドンイルは、1話にてキム･ジェヒョクを気遣うチョ主任に扮した。チョ主任は誰よりも暖かな顔で「父親」ソン･ドンイルのイメージを引き継ぐように思われた。しかし1話末尾、チョ主任がキム･ジェヒョクに金銭を要求する不正看守に急変し強烈な衝撃を与えた。
これに反して西部刑務所のペン部長（チョン･ウンイン扮）の反転は人間的だった。鋭い眼差し、荒い言動が彼に対する偏見を積み重ねた頃、ペン部長の反転が公開された。ペン部長は収監者に向かう権力者の不義に抵抗する唯一の人物だった。怪我をしたキム･ジェヒョクを病院に移送するために努力し、これはキム･ジェヒョクだけでなく視聴者にも暖かな感動を与えた。
先週放送された6話では、薬漬けの収監者ユ･ハンヤン（イ･ギュヒョン扮）が一味違う反転カードで登板した。既存のキャラクターの反転は状況の中に隠されていた人間の内面の善悪が主だった。ユ･ハンヤンの反転は違った。
刑務所に収監されてから長い時間が過ぎたが、ユ･ハンヤンは変わらず薬に酔った状態を維持した。ニックネームさえも「ヘロンイ」だった。舌が短い声で視線を気にせず一針を飛ばして監房の仲間たちに殴られ、キム･ジェヒョクの膝を枕にして子どものような行動を取った。ただ笑いを与えるキャラクターであったため、反転の存在さえも予想しなかった。
予想を破って登場したユ･ハンヤンの反転は「ソウル大薬学部出身エリート」だった。薬に酔っている状態だと思っていたが、これは薬を飲んでいないために生じる副作用だった。文来洞カイスト（パク･ホサン扮）が渡した風邪薬を摂取したユ･ハンヤンは重みのある声で上品な単語を発して正常な人物に変化し笑いを誘発した。
「悪魔ユ大尉」のエピソードは現在進行中だ。後任を暴行、死亡させた罪で収容されたユ大尉（チョン･ヘイン扮）の登場は緊張感を高めた。鋭い視線を輝かせ、反省のみえない態度を見せた。本心を知ることができないキャラクターだった。この日の放送が終わるころ、ユ大尉は看守の首を絞めて本格的な悪行を知らせた。しかしすべてが彼を取り巻く状況から始まった誤解だった。ユ大尉は倒れた看守を助けるために心肺蘇生を行っただけだった。ユ大尉は「誤解だった」と話すペン部長に「話せば信じてくれるのか」と聞き返し、「悪魔ユ大尉」事件も隠された内幕があることを暗示した。
この他にもチャン･バルジャン（カン･スンユン扮）、ヨム班長（チュ･ソクテ扮）、イ・ジュンドォル（キム・ギョンナム扮）など多様なキャラクターが反転を披露、ドラマに緊張感を吹き込む役割を果たして視聴率引き上げに大きな役割をした。次に登場する反転カードとして予想される人物には、キム・ジェヒョクの木工所仲間のシン・ジェハだ。シン・ジェハは厳しい仕事をしながらも終始笑いを失わずにいる。仲間たちは彼に向かい「なぜ笑うんだ」と尋ねるが、彼は「なら泣くのか」と答え、肯定的な姿を見せた。シン・ジェハの収監理由と具体的な情報が知らされていない状況。彼の笑いの後ろにある秘密がまた別の面白さを高める反転カードとなるのか期待が集まる。
「賢い監房生活」視聴率上昇の立役者は反転のキャラクターたち
シン･ウォンホPDと反転は御馴染みの関係だ。「応答せよシリーズ」にて夫候補を消去する過程にて目だった素材は「反転」だった。キャラクターが夫となることができない詳細な情報が公開され、視聴者に反転を披露した。『賢い監房生活』では夫探しはない。そしてその空白を拡大された反転カードが満たしている。
これに反して西部刑務所のペン部長（チョン･ウンイン扮）の反転は人間的だった。鋭い眼差し、荒い言動が彼に対する偏見を積み重ねた頃、ペン部長の反転が公開された。ペン部長は収監者に向かう権力者の不義に抵抗する唯一の人物だった。怪我をしたキム･ジェヒョクを病院に移送するために努力し、これはキム･ジェヒョクだけでなく視聴者にも暖かな感動を与えた。
刑務所に収監されてから長い時間が過ぎたが、ユ･ハンヤンは変わらず薬に酔った状態を維持した。ニックネームさえも「ヘロンイ」だった。舌が短い声で視線を気にせず一針を飛ばして監房の仲間たちに殴られ、キム･ジェヒョクの膝を枕にして子どものような行動を取った。ただ笑いを与えるキャラクターであったため、反転の存在さえも予想しなかった。
予想を破って登場したユ･ハンヤンの反転は「ソウル大薬学部出身エリート」だった。薬に酔っている状態だと思っていたが、これは薬を飲んでいないために生じる副作用だった。文来洞カイスト（パク･ホサン扮）が渡した風邪薬を摂取したユ･ハンヤンは重みのある声で上品な単語を発して正常な人物に変化し笑いを誘発した。
「悪魔ユ大尉」のエピソードは現在進行中だ。後任を暴行、死亡させた罪で収容されたユ大尉（チョン･ヘイン扮）の登場は緊張感を高めた。鋭い視線を輝かせ、反省のみえない態度を見せた。本心を知ることができないキャラクターだった。この日の放送が終わるころ、ユ大尉は看守の首を絞めて本格的な悪行を知らせた。しかしすべてが彼を取り巻く状況から始まった誤解だった。ユ大尉は倒れた看守を助けるために心肺蘇生を行っただけだった。ユ大尉は「誤解だった」と話すペン部長に「話せば信じてくれるのか」と聞き返し、「悪魔ユ大尉」事件も隠された内幕があることを暗示した。
この他にもチャン･バルジャン（カン･スンユン扮）、ヨム班長（チュ･ソクテ扮）、イ・ジュンドォル（キム・ギョンナム扮）など多様なキャラクターが反転を披露、ドラマに緊張感を吹き込む役割を果たして視聴率引き上げに大きな役割をした。次に登場する反転カードとして予想される人物には、キム・ジェヒョクの木工所仲間のシン・ジェハだ。シン・ジェハは厳しい仕事をしながらも終始笑いを失わずにいる。仲間たちは彼に向かい「なぜ笑うんだ」と尋ねるが、彼は「なら泣くのか」と答え、肯定的な姿を見せた。シン・ジェハの収監理由と具体的な情報が知らされていない状況。彼の笑いの後ろにある秘密がまた別の面白さを高める反転カードとなるのか期待が集まる。
- シックニュース アン･イェラン記者 / 写真=tvN | (C) mk.co.kr
- 入力 2017-12-13 15:39:00
