トップ > エンタメ > スターフォーカス > チョン・ソミン「演技の素質が無いと思い…キャラクター分析を徹底」
待つ者に福来たると言っただろうか。俳優チョン・ソミンが2010年の『悪い男』でのデビュー後、映画『パパは娘』ドラマ『心の声』『お父さんが変』までを相次いで成功させて『この恋は初めてだから』を通じてラブコメの主人公としての地位を固めた。
似ているようで異なるフィルモグラフィーの中でチョン・ソミンは毎キャラクターごとにディテールが生きているという評価を得てきた。『この恋は初めてだから』（脚本ユン・ナンジュン / 演出パク・ジュンファ）も同様だ。ナム・セヒ（イ・ミンギ扮）との契約結婚関係により一つの家に住むことになり、先にナム・セヒに関心を持った時には親しいセリフのトーン、愛情が込められた目つきで彼を見みたが、その気持ちを無視された時は冷ややか極まりない行動で見る人々を切なくさせた。
「演技に全く素質がないと感じられて、むしろ撮影前にキャラクター分析を徹底的にする方です。デビュー初期にはこのような過程が私に役立つのかどうか分かりませんでした。ただその時は自分自身の慰めにしようとしていたようです。『やらないよりはましだろう』という考えでした。そうしていたものが今では完全に習慣になり、あの時していたものが今、少しずつ私の体に一体化している感じです。今の努力は5年後の私に溶け込んで表れるのではないでしょうか」
このようにすぐに結果として表れない過程に何度も挫折したはずだ。『この恋は初めてだから』でユン・ジホ（チョン・ソミン扮）が経験した「人生の暗黒時代」であるトンネルをチョン・ソミンも経験した。デビュー後から3年から5年までと明らかにしたその時期を経験した後、現在のチョン・ソミンは強くなっていた。
「努力する部分が見えるわけでもなく、結果が出るものでもないので正しい方法なのかも分かりませんでした。本当に『私が孤独な道を進んでいるんだな』という点を感じました。母もそばで見守りながら同じ心境だったようです。今回の作品が終わって、母が私に『あなたがどんなことをやりたがっているのかようやく分かった』『俳優としてどんな道を進みたいのか今分かった』『何のためにあんなに努力したのか分かった』と言っていました。とても大きな慰めになりました」
デビューの時から努力したものが今になって光を放った理由は普段のチョン・ソミンの信念から垣間見ることができた。
「これまでの努力がこの作品で爆発したとは思いません。この作品にも当然心残りがあるからです。どの作品をするにしても不足だったことについて作品が終わってからたくさん考えます。少しの余裕があればたくさん考えながら同じ失敗を繰り返さないように反芻するタイプで、とても少しでもいいから上手になりたいという欲が大きい人間です」
昨日より今日、今日よりも明日の発展への欲求は演技だけに限定されていない。キャラクターに見習い「良い人」になるために努力しているところだった。
「以前はただ『良い俳優』になりたかったなら、今では『良い人がまさに良い俳優だ』と考えるようになりました。良い人になってこそ良い俳優になれると感じました。少しでも良い人になるために努力をするのですが、そのような点でジホから多くのことを学びました」
2017年があと1カ月も残っていない今、チョン・ソミンは30歳を控えている。数年前には漠然とかっこよく見える年齢が30代だったが、今では別段違わないことを感じる。しかし、ときめきはまだ持っているという。
「27歳から漠然と30歳に早くなりたいと考えていました。訳もなく素敵に見えたのですが、今見ると全く変わらないようです。訳もなく、何か重量感があると思っていましたが特にそうではないようです。それと共にさらに自然なことのようでもあります。だいたい34歳くらいになったら30代という認識がはっきりとするのではないでしょうか。今はただそれなりに満足しながら生きています。感謝することがが多く、感謝する人も多いですが、それは私の心に負担になるのではなく恩返しすることが多いと思うと幸せです。このようなことが本当にうれしいです。ときめいたりもします。30歳の私にはどんなことが起こるのかなと期待もします」
チョン・ソミン「演技の素質が無いと思い…キャラクター分析を徹底」
似ているようで異なるフィルモグラフィーの中でチョン・ソミンは毎キャラクターごとにディテールが生きているという評価を得てきた。『この恋は初めてだから』（脚本ユン・ナンジュン / 演出パク・ジュンファ）も同様だ。ナム・セヒ（イ・ミンギ扮）との契約結婚関係により一つの家に住むことになり、先にナム・セヒに関心を持った時には親しいセリフのトーン、愛情が込められた目つきで彼を見みたが、その気持ちを無視された時は冷ややか極まりない行動で見る人々を切なくさせた。
「演技に全く素質がないと感じられて、むしろ撮影前にキャラクター分析を徹底的にする方です。デビュー初期にはこのような過程が私に役立つのかどうか分かりませんでした。ただその時は自分自身の慰めにしようとしていたようです。『やらないよりはましだろう』という考えでした。そうしていたものが今では完全に習慣になり、あの時していたものが今、少しずつ私の体に一体化している感じです。今の努力は5年後の私に溶け込んで表れるのではないでしょうか」
このようにすぐに結果として表れない過程に何度も挫折したはずだ。『この恋は初めてだから』でユン・ジホ（チョン・ソミン扮）が経験した「人生の暗黒時代」であるトンネルをチョン・ソミンも経験した。デビュー後から3年から5年までと明らかにしたその時期を経験した後、現在のチョン・ソミンは強くなっていた。
「努力する部分が見えるわけでもなく、結果が出るものでもないので正しい方法なのかも分かりませんでした。本当に『私が孤独な道を進んでいるんだな』という点を感じました。母もそばで見守りながら同じ心境だったようです。今回の作品が終わって、母が私に『あなたがどんなことをやりたがっているのかようやく分かった』『俳優としてどんな道を進みたいのか今分かった』『何のためにあんなに努力したのか分かった』と言っていました。とても大きな慰めになりました」
デビューの時から努力したものが今になって光を放った理由は普段のチョン・ソミンの信念から垣間見ることができた。
「これまでの努力がこの作品で爆発したとは思いません。この作品にも当然心残りがあるからです。どの作品をするにしても不足だったことについて作品が終わってからたくさん考えます。少しの余裕があればたくさん考えながら同じ失敗を繰り返さないように反芻するタイプで、とても少しでもいいから上手になりたいという欲が大きい人間です」
昨日より今日、今日よりも明日の発展への欲求は演技だけに限定されていない。キャラクターに見習い「良い人」になるために努力しているところだった。
「以前はただ『良い俳優』になりたかったなら、今では『良い人がまさに良い俳優だ』と考えるようになりました。良い人になってこそ良い俳優になれると感じました。少しでも良い人になるために努力をするのですが、そのような点でジホから多くのことを学びました」
2017年があと1カ月も残っていない今、チョン・ソミンは30歳を控えている。数年前には漠然とかっこよく見える年齢が30代だったが、今では別段違わないことを感じる。しかし、ときめきはまだ持っているという。
「27歳から漠然と30歳に早くなりたいと考えていました。訳もなく素敵に見えたのですが、今見ると全く変わらないようです。訳もなく、何か重量感があると思っていましたが特にそうではないようです。それと共にさらに自然なことのようでもあります。だいたい34歳くらいになったら30代という認識がはっきりとするのではないでしょうか。今はただそれなりに満足しながら生きています。感謝することがが多く、感謝する人も多いですが、それは私の心に負担になるのではなく恩返しすることが多いと思うと幸せです。このようなことが本当にうれしいです。ときめいたりもします。30歳の私にはどんなことが起こるのかなと期待もします」
- シックニュース キム・ジヨン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2017-12-17 03:19:00
