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キム・ドンジュン、アイドルとして歩んだ8年…今後進むワールドスターの夢


  • キム・ドンジュン、アイドルとして歩んだ8年…今後進むワールドスターの夢
グループZE:Aとしてデビューし俳優へ領域を拡張したキム・ドンジュンにとって進むべき道はまだ長い。キム・ドンジュンは最初に巣を構えた所属事務所から現在の会社に移ったが、まだ歌手の綱を放さずに二兎、いやそれ以上の兎を捕まえる準備ができている。

2017年末に放送が終了したケーブルチャンネルOCNドラマ『ブラック』にてキム・ドンジュンは財閥2世オ・マンスに扮した。私生児として生まれ、表面上は財閥2世であるが家族からは敬遠され、生き残るために世界と妥協する人物だった。

「マンスは母親に捨てられ、新しい家族ができましたがその痛みを隠すために、また財閥家で生き残るために考えもなく生きるフリをする人物です。『あれのどこが財閥だ』という言葉を聞くことがマンスだけの保護方式でした。家にくっついていることができましたから。だから増すの状況すのものをスタイリングで見せたかったんです。最初はスタイリング、髪型もしっかり作りました。周辺の人々に『僕にはこんな華やかさがある』とアピールしながらも、知人たちと世間知らずに見える姿がほとんどでした。後半に事件が起きて父親に関することなどで最後まで華やかではいられなかったため、進むほどナチュラルな姿です。マンス本来の姿を映し出したかったんです」

カン・ハラム(コ・アラ扮)と出会う前までは放蕩した人生を楽しみ、内にある気持ちは愛犬オシプキョンにだけ打ち明けるオ・マンスだった。マンスとオシプキョンの仲は家族よりもっと哀切で、そんなオ・マンスにとってオシプキョンの死はとても大きな衝撃だった。

「オシプキョンという存在はオ・マンスにとって友人であり唯一の話し仲間でした。本心を映すことができる話仲間を失い、その気持ちが撮影しながらも『胸がつぶれる』という気持ちだったと思います。僕が受けることは良いけれど、シプキョンは駄目だという気持ちです。そういうものが両親の気持ちだという考えをたくさんしました。その場面を撮影するときには話すことができない動物ですが共感した瞬間でした。その後にシプキョンに会うことができないため、少し気分がおかしかったです。当然隣にいなければいけない存在だったのに、いなくなってみて悲しかった」

オ・マンスは不渡りの危機に瀕したロイヤル生命を生かすためにVVIP顧客を対象にハロウィンパーティを開いた。オ・マンスは映画『シュレック』のシュレックに、カン・ハラムはフィオナ姫に変身して幻想の呼吸を披露した。この場面のためにキム・ドンジュンはコ・アラと先に会って呼吸を合わせたと明かした。

「僕もそうですし、アラ姉さんもそうですが腹にクッションまで入れるのは違いました。とてもコミックに見えるように思ったんです。けれど入れなければ駄目でした。一緒にダンスを踊る場面は本当に振り付け練習をしました。最初は現場でやらねばと考えたのですが、時間の合う日ができたので練習しようと言いました。2、3時間ほど汗を流しながら練習しました。現場でリハーサルするとすぐに撮影しようと言われました。いざ撮影に入ったらアドリブまで生まれ面白く撮影することができました」

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家族から背を向けられ、自分を助けてくれたカン・ハラムに片思いすることになるオ・マンスは、実際のキム・ドンジュンとどれだけ似ているだろうか。ロイヤル生命の代表職を務める部分では「経営をしていないため経営に関する似た部分はない」とユーモアに答えた。

「カン・ハラムに片思いする部分は似ていると思います。考えて演技したのではありませんでした。マンスの野心のためにカン・ハラムに仕事を手伝って欲しいと頼みましたが、頑張ってくれありがたく、それが積み重なってみたら片思いする気持ちが生じる役割になっていました。ある瞬間から足長おじさんとなっている気分でした。むしろマンスから学んだ点は、マンスがとてもクールでした。『この仕事でなければ他のことをすればいい』という考えです。告白して振られても未練なくやりすごす姿が必要だという考えになりました。僕自身にはクールではありません。気を使わなくてもいい部分までもとても気を使うため、周辺は『疲れて生きているんじゃないか』と言います。個人的に考えが多いタイプです」

捨てられたロイヤル生命を生かすために四方八方飛び回りたくさんやられ、またたくさん泣いたオ・マンスからはキム・ドンジュンの前作KBS1『輝け、ウンス』のユン・スホを見つけることはできなかった。「ドラマに完全に溶け込んだ」という好評を受けた部分では、キム・ホンソン監督のお陰だとした。

「今回の作品を通じてもう少し細かくせねばならないことを学びました。監督から『生活演技をしろ』という言葉を多く聞いたんです。例えば、マンスは仕事が終わり一人でいるときにたくさん独り言を言います。そのとき監督が『誰がそんな風に独り言を大声で言うんだ。本気で話しているんだ、演劇をしているんじゃないだろう』という言葉を聞きました。そんな些細な部分です。情報伝達が多いためたくさん学び、またキャラクターに吸収することができたと思います。監督でなければマンスという役割はなかったでしょうし、大衆にお見せすることもできなかったでしょう」

好評を受け、たくさん学んだ作品だったが心残りもあった。しかしこれは作品のほとんどで感じる不足感であり、また別の夢を見ている。

「すべての撮影に心残りがないものはありません。ただ個人的な欲でしょう。ただ『タイムマート追慕公園を作れば全員が忘れず努力する』という台詞で満足しています。ドラマの中で話すことですが、世界が話す言葉ですから。次期作は全部やってみたいです。ジャンル物もまたやってみたいし、ロマンティックコメディ、アクション、壊れた役割も良いです。今は新人なので好き嫌いすることがありますか(笑)。『アイドル出身俳優』という修飾語については『正解です!』と言いたいです。そのツールを破るよりも、頑張ればツールというものはなくなるものじゃないでしょうか?それは言葉で説明するよりも作品でお見せせねばあんらないと考えています。人対人の感情として」

ZE:Aとしてデビューし、現在まで休む暇なく駆け抜けてきた。くわえて今年度には二本のドラマを終え、来年には歌手としてソロアルバムを準備中だ。人であればつらいことが当然だが、むしろ「休めば不安」だと話した。

「もちろんスランプは頻繁に来ます。擦らん無と話せばスランプのようですが。それも体験すればスランプがあってこそ次に続くと思います。人が一勝垂直線だけ描くことは出来ないですから、バイオリズムのようにあると思います。鍵はその幅をどれだけ減らすかです。だから頑張って挑戦し、人と出会い、僕という人間を振り返っているんだと思います。スケジュールが多く、肉体的に疲れても気持ちが不安なことが嫌です。本当に頑張って仕事をしたいんです。休みも重要ですが、欲が多いんです。アルバムも出さねばならず、映画もせねばならず、作曲も、ミュージカルも…忙しいです(笑)。チーム活動をしながらジャンル区分なく多くの分野に挑戦しました。ひとつに集中してやれば、別の部分で助けとなり充足していくんです。最終目標はワールドスターです。どこかにあるすべての舞台で異質感なく信じて観ることができる、完全に楽しむことができる人間になりたいです」

最後に彼に話したいことを尋ねると「感謝するという言葉を言いたい」と模範的な回答を伝えた。キム・ドンジュンの本心もまた一緒に込められていた。

「感謝しますという言葉を言いたいです。今年は演技というキャラクターの中の人物で挨拶をたくさんしましたが、来年には舞台で挨拶することになりそうです。常に真実の人間となれるよう、共に共有する人間となれるよう努力します」
  • シックニュース キム・ジヨン記者 / 写真=MAJOR9 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-01 07:12:00




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