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「ただ愛する仲」11話 ナ・ムニがジュノに残した言葉「精一杯幸せになれ」

「ただ愛する仲」11話 

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  • 「ただ愛する仲」11話 ナ・ムニがジュノに残した言葉「精一杯幸せになれ」
『ただ愛する仲』でジュノがナ・ムニと別れを告げた。

15日放送されたJTBC総合編成チャンネルJTBC月火ドラマ『ただ愛する仲』では、脳腫瘍を患うおばあさん(ナ・ムニ扮)が遂にこの世を去った。最後までガンドゥ(ジュノ扮)にもっとも必要なことを残したおばあさんの暖かな気持ちと、空席を度々悲しむガンドゥの姿は視聴者の目頭を熱くした。

この日の放送にて、おばあさんは急激に状態が悪化し、手術に入るも目を覚ますことができなかった。意識が戻らず、経過を見守り呼吸器を取り外すというジェヨン(キム・ヘジュン扮)の説明にガンドゥは納得ができなかった。「助けろ」ともがいたが「そうすればあなたはおばあさんと会えない」というムンス(ウォン・ジナ扮)の言葉に現実を受け入れざるをえなかった。全身を震わせながらもおばあさんの最後を共にするために病室に入ったガンドゥは涙を流しながら「知らないフリするなと、悪口でもいいから言ってくれ。ばあさんだということを分かるように」と無理に明るく最後の挨拶を伝えた。治療室を出たガンドゥはそのまま倒れこんだ。

葬儀を行い無気力となったガンドゥはおばあさんの手紙に沿って残されたことをひとつずつ終わらせた。おばあさんは所有していた土地をガンドゥに贈与した。悩んだガンドゥは追悼公園をバイオタウンでもっとも良い場所に建てることを決意した。おばあさんが残した願いを実行したが「精一杯に幸せになれ」という願いだけは守る自信がなかった。おばあさんの店はガンドゥが記憶するおばあさんの痕跡と、彼女を思う人々の痕跡があった。恋しさから店を訪れたムンス、マリ(ユン・セア扮)、サンマン(キム・ガンヒョン扮)、ジェヨン、外国人労働者たちは各自が覚えている話をしておばあさんを追悼したが、ガンドゥは一言も話さなかった。まだおばあさんを送る準備ができていなかったためだった。それに気づいたムンスはガンドゥのそばで彼を見守った。とても大きな悲しみに苦しむガンドゥは、そうやってムンスが差し出した手を遂に掴んだ。

ガンドゥとおばあさんの別れは温かく、それだけ胸にしみた。ガンドゥがどう生きてきたのか知るおばあさんは、この世を去る際にもガンドゥに花道だけを残してやろうとした。血は繋がっていないが、バイオタウン建設地をガンドゥに贈与したおばあさんは借金から返して通帳を作って入れろという言葉まで残した。金銭的なことだけではなかった。ガンドゥに残した願いの最後は「精一杯に幸せになれ」という願いだった。他人の視線を意識して、配慮して自分の幸福を逃して生きるガンドゥが心配だったおばあさんは人生に必要なアドバイスであり命令を残した。「自分勝手に生きなさい」という言葉は遺言のようにガンドゥの人生に残った。

家族であり友人であり本心を打ち明けることができる唯一の頼りだったおばあさんを送ったガンドゥの切々とした悲しみが視聴者の胸に響いた。「人間が死ねば一番きれいな頃に戻るんだそうだ。おばあさんの旦那さんはおばあさんに恋するだろう」というガンドゥの最後の挨拶もまた、おばあさんが平穏に旅立つことができることを願う切実さから出た言葉であるため、涙腺を刺激した。恐怖に怒りを爆発させるも恋しさに涙を流し、無気力になったガンドゥの変化は痛みの重みを生々しく表現した。ジュウォン(イ・ギウ扮)の哀悼に「長生きすれば死んでもいいのか?この世に良い死というものもあるんですか?」と抗弁するガンドゥの言葉のように、どんな死も決して鈍ることのない痛みであり、ガンドゥにとっては「慰労することができない深い悲しみ」だった。

おばあさんが去った場所には今もおばあさんが、そして残された多くの人々が残っていた。去ってみてガンドゥがチョン・スクヒという名前を知ったように、おばあさんのこれまでの人生が残った人々の間で思い出となった。過去よりももっと重要なことは、おばあさんを通じて慰労され治癒される人々の存在だった。おばあさんの温もりが最後を温度で包み込んだ。そして最後まで深みのある演技で満たした女優ナ・ムニの存在感があったからこそ、おばあさんの最後は深い余韻を残した。
  • シックニュース キム・ジヨン記者 / 写真=JTBC放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-16 09:02:00