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放送終了「アンタッチャブル」、ノワールジャンルの新紀元を開いた


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  • 放送終了「アンタッチャブル」、ノワールジャンルの新紀元を開いた
『アンタッチャブル』が最後まで大逆転をプレゼントして放送終了した。

去る20日に放送されたJTBC金土ドラマ『アンタッチャブル』最終回では、チャン・ボムホ(パク・グニョン扮)がこれまでフクリョン島で数多くの犯罪者たちをとじこめ彼らに自分を神格化する洗脳教育を繰り広げてきた衝撃的な実体が明らかになった。さらに、このような精神教育を受けたチャン・ボムホの手下たちが、ブクチョンのあちこちに深く位置し、これがチャン氏一家がブクチョンを支配してきた方式だったという事実が明らかになり驚愕をもたらした。

このような事実を知ったジュンソ(チン・グ扮)は、父親のような極悪非道な方法ではなく法の名ですべてを明らかにし、悪で相続されたチャン氏一家の権力世襲を切った。一方、ギソ(キム・ソンギュン扮)はチュ・テソプ(チョ・ジェリョン扮)を自分の手で処断し、父親の道を歩くように見えたが、最終的にはチャン・ボムホによって危険にさらされたジャギョン(コ・ジュニ扮)を救うために命を投げ死を迎え、視聴者たちの胸に深い余韻を残した。

このように『アンタッチャブル』は時間瞬殺ドラマ」という別名にふさわしく、最終回までの衝撃と反転をプレゼントして視聴者たちをひきつけた。これに『アンタッチャブル』が残した強烈な足跡を挙げてみる。

#. やっぱりチン・グ、キム・ソンギュン、パク・グニョンの演技真価を再確認

やはりチン・グ、キム・ソンギュン、パク・グニョンだった。3人は腐敗した権力をめぐる兄弟の対立とこれを見守る「腐敗権力の中心」である父親の感情を細かく演技し、歴代級の没入感をプレゼントした。

チン・グは「目つき職人」として生まれ変わり毎回画面を圧倒した。妻への甘いまなざしから兄ギソに向けた怒り、自分の手で直接家族を処断しなければならない悲運にも正義に向かって進まなければない根気のある「チャン・ジュンソ」を完璧に描き出し、「GODチン・グ」を叫ばせた。さらにチン・グは屋上追撃シーン、廃車場の格闘シーンなどを通じて繊細な感情演技はもちろん、身体を惜しまない流麗なアクションまで可能な「万能演技者」であることを立証した。

キム・ソンギュンは悪役の新たな歴史を書いた。キム・ソンギュンは弱さを隠すためにさらに悪辣に自分を叱咤して閉じ込めることしかしてこなかった「チャン・ギソ」という人物を精密ながらも爆発的に表現し、視聴者たちをひきつけた。特に父親に向けた恐怖と恨み、愛だが、他の道を行くしかなかった弟ジュンソに向けた切なさまで完全に表現し、悪役にもかかわらず視聴者たちの憐憫を引き出した。特に、最終回で父親にならざるを得なかったギソの狂気と弟ジュンソに向かって見せた涙の演技は視聴者たちの深い余韻を残した。

#. 人間の欲望 - 腐敗権力層に対する鋭い批判

『アンタッチャブル』は腐敗権力とそれに染まった人間の欲望について鋭い批判を加えながら、強烈なメッセージを残した。

『アンタッチャブル』は権力を中心にいくつかの人間の群像を照明した。チャン・ボムホとク・ヨンチャン(チェ・ジョンウォン扮)を通じて、盲目的に権力を欲しがり、非人間的な行為を日常的に行う人物を代弁し、ジュンソ - イラ(Apinkチョン・ウンジ扮)を通じてこのような巨大な権力と対抗する正義の勢力を表現した。加えてギソ - ジャヨンは腐敗した権力の犠牲を表した。さらにエピローグでは権力の醜い裏面が明らかになったにも関わらずこれを受け入れられず、最後までチャン・ボムホを支持する市民たちの姿を描き出し、最後の瞬間まで権力への警戒メッセージを投げた。

#. 最後まで『アンタッチャブル』…ノワールジャンルをお茶の間にプレゼントした

『アンタッチャブル』はある次元の異なるノワールジャンルをお茶の間にプレゼントした。

まず、『アンタッチャブル』はウェルメイドノワールらしく派手なアクション、スピード感のある展開で目が回る暇のない没入感をプレゼントした。しかし、一般的なノワールジャンルが持つ特徴である克明な善悪構図から脱しているという点が特別だった。『アンタッチャブル』は劇の中心となるジュンソ -ギソ兄弟の関係を単純な敵対関係で描いたものではなく疑問と葛藤、愛情と罪悪感が絡りハラハラする関係で描き出した。

このように『アンタッチャブル』は線の太い正統ノワールの特徴をそのまま維持しながら、これまで人物の細かい感情線をしっかりと溶かし出して一段階アップグレードしたノワールを誕生させた。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 / 写真=JTBC放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-21 09:47:27