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エンタメ > スターフォーカス > チョンウ、「キム・ジュヒョクさんと共演した『興夫』、作品以上の意味がある」
俳優チョンウが映画『興夫』に抱くほかならぬ感情について明かした。
6日、ソウル中区にてチョンウがシックニュースと出会い、映画『興夫』をテーマに話を交わした。
作品の中で朝鮮最高の天才作家ヨン・フンブ役を演じたチョンウは、チョ・ヒョク役で熱演を繰り広げた故キム・ジュヒョクさんともっとも多くの呼吸を合わせた。これに彼は5日進行されたメディア試写会にて映画をはじめて観覧した後、キム・ジュヒョクさんに向かう恋しさに目を赤くしたりもした。試写会の翌日に進行されたインタビューでもまたチョンウは映画観覧所感を伝え、複雑な表情を見せた。
チョンウは「撮影しているときの記憶が走馬灯のように過ぎ去りながら、複雑でいくつかの感情が沸きあがりました。夏に撮影した現場でスタッフの方々、俳優の方々と一緒に苦楽をともにした記憶が思い出されました」と慎重に話し始めた。
続けて「(『興夫』は)作品以上の意味があるのではないかと考えます。ただ単純な作品として見つめはしません。やはり(キム・ジュヒョク)先輩とともにした作品であるため、そんな意味から他ならぬ気分があるのだと思います」と話した。
中でも『興夫』の最後の場面では、ヨン・フンブがチョ・ヒョクに伝える本心がまるでチョンウがキム・ジュヒョクさんに伝える言葉のように聞こえ悲しみを抱かせる。ネタバレとなるため詳細なストーリーを明かすことはできないが、特にキム・ジュヒョクさんを思い出させる最後の場面は『興夫』でもっとも記憶に残る場面のひとつだ。
チョンウもまたこれに共感し「最後の場面はもともとその場面でした。一緒に映画に参加したスタッフ、俳優の方々も少し胸を痛めるでしょう」と話した。
『興夫』は筆ひとつで朝鮮八道を騒がせる天才作家フンブが他人以上に仲のよくない兄弟からインスピレーションを受け、世間を大騒ぎさせる小説「興夫伝」を執筆することとなり巻き起こる物語を描く。
韓国にて2月14日公開。