イ・ボヨン、「主演として立てる間に多くの作品に出演したい」


この記事は「イ・ボヨンが「Mother」を通じて「母親」を語る」の続きです。

ドラマ『Mother』がより完璧な感情を伝えることができたことには、イ・ボヨンと呼吸を合わせたホ・ユルの努力も大きかった。子役の演技力によってドラマの完成度が左右されるほどにドラマのほとんどがホ・ユルの演技で満たされた。イ・ボヨンはホ・ユルとの演技に大きな満足感を表した。イ・ボヨンはインタビュー中ホ・ユルをドラマの中のキャラクター名である「ユンボク」と呼んで愛情を惜しまなかった。

「感心し感謝しています。ユンボクの最初のパートナーとなり光栄だと言えるほどに。本来は子役と撮影することがあまり好きではありません。けれど本当に毅然と演技してくれ、人々を苦労させることもなく、感心しました。序盤には子どもを集中させようと『あなたは主人公よ』と話したのですが、いつの瞬間からかドラマの中のキャラクターそのものになっていました。実母がやって来る場面を撮影してからは『どうしてこんなに胸が痛いの』とずっと泣いているんです。ある瞬間から私がこの子を教えなければいけない、『こうしなければいけない』という必要がまったくありませんでした」

イ・ボヨンはホ・ユルの演技を「純粋な白紙」だと表現したりもした。現場に行き、相手の演技に従って違う演技をするというイ・ボヨンにとってホ・ユルの純粋な演技は新しい経験となった。

「私は演技をするときに考えが多い俳優ではありません。現場の雰囲気、空間によって雰囲気が変わるため『相手俳優がこうするだろう』という予想だけして行きます。けれどユンボクもそうだし、イ・ヘヨン先生もそうですし予想とはとても違う演技をしてくれました。だからとても嬉しかったです。ユンボクとイ・ヘヨン先生の目を見ながら、そこから受け取るままに台詞を放ちました。現場で感情を計算して行ったのに、イ・ヘヨン先生が『スジン』と読んだ瞬間に涙が出たんです。ユンボクも純粋に白紙状態で演技したので場面、場面ごとに違って演技をしました」

イ・ボヨンが話そうとしたメッセージを込め、完璧なパートナーと演技した。感情演技がつらくなく、視聴者に真性な感情を伝えることができたことにはこうした状況と最適の撮影環境が土台となった。

「今回の現場は本当にたくさんのことを受け取りました。すべてのスタッフの方々が現場を最高に作ってくださったと思います。これが『子役と一緒にいるからかな』と思うほどに最高の現場でした。今後も子どもと一緒に演技しないといけないかなと思うほどに(笑)。感情消耗が激しくなかったということがコンディションもとても良く、台本も十分に出きており、キャラクターも考えるままに演じることができ、演技した感情を一度に溢れ出させさえすれば完成できるすべての条件が準備されていました」

イ・ボヨンは今回の作品を通じて「信じて観るボヨン」という修飾語を再び立証した。イ・ボヨン本人は自身を評価する単語に一喜一憂しないと話したが、視聴者はつねに彼女の演技を楽しみにしていた。視聴率は心残りもあったが、「カンヌ国際シリーズフェスティバル」進出を確定させ、有終の美を飾った『Mother』。その中で完璧に繰り広げられたイ・ボヨンの演技は彼女の次期作を今から期待させた。

「やりたい作品はこれといってありません。私は常にシーンにはまるんです。私が作りたい場面。どんな役割をしたいというよりも私が魅了される場面が多い台本と出会いたいんです。軽いかもしれないし重い作品かもしれません。選択権が多くはありませんが、そんな考えはします。もっとできるときに頑張って仕事したい。頻繁にあまり残っていないという考えになるんです。私が主演として作品に立つことができるときに、より多くの作品に参加したいです」
  • シックニュース アン・イェラン記者 / 写真=tvN、DANIEL HECHTER | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-03-25 05:55:00