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「ミスティ」最終回で自己最高の視聴率8.9%…結末は霧の中

「ミスティ」16話(最終回) 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「ミスティ」最終回で自己最高の視聴率8.9%…結末は霧の中
JTBC『ミスティ』が8週間の旅にピリオドを打った。

25日、視聴率調査会社ニールセンコリアによると24日に放送された『ミスティ』の視聴率は首都圏8.9%、全国8.5%を記録、最終回で再び自己最高記録を更新して有終の美を飾った。

『ミスティ』最終回では、すべての真実が明らかになった。わざとではなかったがカン・テウク(チ・ジニ扮)はケビン・リー(コ・ジュン扮)を死に至らせ、コ・ヘラン(キム・ナムジュ扮)はこれをチャン局長(イ・ギョンヨン扮)にニュースのヘッドで報道してほしいとお願いした。しかし、ハ・ミョンウ(イム・テギョン扮)はカン・テウクに「最後までヘランのそばにいることがあなたが受けるべき罰だ」と自らケビン・リーを殺したと自首した。

ハ・ミョンウにより真実は霧の中に埋もれてしまったが、コ・ヘランとカン・テウクは幸せではなかった。コ・ヘランは自分のせいでカン・テウクがケビン・リーを殺したという事実に苦しみ、幸せなのかという問いに答えることができなかった。運転中、トンネルに加速して入ったカン・テウクは事故の音が聞こえたが濃い霧に包まれて先が見えなかった。最後まで霧の中に閉じ込められたようで簡単に断言することはできないエンディングとなった。そこで『ミスティ』が残したものを振り返ってみたい。

#1 人生に残る名キャラクターを演じた俳優たち

密度の高いシナリオと繊細な演出を自らの個性で支えて、名キャラクターを生み出した俳優たち。最高のアンカーコ・ヘランに変身したキム・ナムジュは完璧な演技変身で視聴率の女王というタイトルを実証し、チ・ジニはディテールのきいた感情演技で大人の恋愛演技のはじまりと終わり、ミステリーまでを演じ切った。チョン・ヘジンは特有の存在感で毎回視聴者を引き込み、イム・テギョンは初のドラマから強烈な印象を残した。セクシーな演技で女心を捕らえたコ・ジュン、立体的なキャラクターを見事に消化したチン・ギジュだけでなく、イ・ギョンヨン、アン・ネサン、イ・ジュンヒョク、イ・ソンウク、キム・スジン、ク・ジャソンなど、すべての俳優が余韻の残る活躍を見せた。

#2 人生に残るドラマ、名品激情ロマンスの誕生

しっかりとした人物間のエピソード、感情線を繊細に表現した俳優たちの演技で、激情という単語の前にも「名品」がつくことを証明した『ミスティ』。初放送以来、ドラマや出演者、話題性指数で1位になったのはもちろん、上位を逃さずに放送開始から6話にして7%を突破した視聴率は14話で8%(ニールセンコリア、有料世帯基準)の壁を突破して大人ロマンス熱風を起こした。視聴者たちも「久しぶりに人生ドラマが誕生した」とし、毎回熱い応援を送った。

#3 あなたは今、幸せですか?

幸せのためになりふり構わずに前だけ見て走ってきたが、最終的に「今幸せですか?」という問いに涙があふれたコ・ヘラン。 「私は幸せを夢見ています。私が達成できると信じていた夢、私がつかめると信じていた幸せ。いつもほぼ手に入れたと思っていたのに、いざ手を伸ばしてみるとそこには何もなかった」という彼女の悟りは真実と嘘、愛と憎しみなど、すべての価値が転覆して行方不明になった世界だ。そしてその中でつかめないものをつかもうと必死に生きていく私たちに真の幸福とは何なのか、何に向かって走っていくのかを考えさせた。
  • MBNスター キム・ソルジ記者 / 写真=JTBC放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-03-25 09:22:05




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