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キム・ジョンヒョン、ソヒョン主演ドラマ「時間」から中途降板


  • キム・ジョンヒョン、ソヒョン主演ドラマ「時間」から中途降板
俳優キム・ジョンヒョンがMBC水木ドラマ『時間』から途中降板した。

キム・ジョンヒョンが現在出演中の『時間』を途中で降板することになった。健康悪化が理由だ。所属事務所側は「これまで作品に迷惑をかけたくないというキム・ジョンヒョンの強い意志により治療を並行して撮影に臨んできた。制作陣も俳優の意志を最大限に受け入れてスケジュール調整など必要な措置を取り、作品を最後まで仕上げることができるように最善の努力を尽くしてきたが最近、心的、体力的な休息が必要だという担当医師の診断に基づいて制作陣との数回の議論の末、最終的に降板を決定した」と説明した。

劇中、脳腫瘍により余命わずかなキャラクターを演じてきたキム・ジョンヒョンは前例のない演技力で視聴者をドラマへと引き込んできたが、最近まで摂食障害と睡眠障害を患ってきたと伝えられた。放送関係者の間ではキム・ジョンヒョンの健康状態が尋常ではないという話がたまに聞こえていた。

キム・ジョンヒョンの中途降板は残念なこと以上に切ないものだ。これまで多数の作品を通じて演技的な信頼を得てきたキム・ジョンヒョンが、『時間』の制作発表会当時、キャラクターに過度に没頭したような態度で波紋を呼び、ドラマ放送前からイシューになっていたからだ。

当時、キム・ジョンヒョンは「普段からキャラクターに完全になりきって過ごしている」と明らかにしたほどキャラクター世界へ没頭している状態だったが、肝心のドラマを紹介する場では多少不適切な言動で波紋を呼んだりもしていた。

放送前から叱咤があふれたが、キム・ジョンヒョンは驚くほどのメソッド演技を披露して放送前の騒動を払拭させることに成功した。ただの熱演程度だったら、むしろより大きな非難を浴びる可能性がある状況だったが、キム・ジョンヒョンは彼自身を消してどこまでも『時間』の中のチョン・スホに完全に生まれ変わり、冷たい視線で彼を見ていた視聴者さえ納得させた。

しかし、目に見えないところで彼の健康は徐々に悪化して行き、ついにはドラマが半分残っている状況で途中降板という決断を下すに至った。

所属事務所側は「『時間』を愛してくださる視聴者の皆さんと、制作陣と、共に出演した俳優の方々に不本意にも迷惑をかけることになり俳優本人もとても傷心が大きい。治療と回復に専念し、今後より良い姿をお見せできるように最善を尽くしたい」と明らかにした。

男性主人公の降板にもかかわらず制作陣は後任俳優なしにキャラクター縮小で勝負をかける計画だ。すでに台本が変更された状態でキム・ジョンヒョンは残りの分量の収録に専念しているという。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-08-27 08:44:42




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