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Wanna One、 解体を前にして初アルバム1位…「気炎」吐く


  • Wanna One、 解体を前にして初アルバム1位…「気炎」吐く
  • 去る19日、ソウル市永登浦区のコンラッドソウルホテルで正規1集発売を記念してショーケースを開いたWanna Oneが、指で「1」を作って見せている。 写真提供=スイングエンターテイメント



昨年、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 シーズン2」を通じて結成された国内最高の人気ボーイズグループWanna Oneは去る19日、ソウル市永登浦区のコンラッドソウルホテルで初の正規アルバム「1¹¹=1(POWER OF DESTINY)」発売記念記者懇談会を行った。

この日、Wanna Oneは1時間あまりの記者懇談会の中でファンクラブ「wannable(ワナブル)」に約20回言及した。「ぜんぶファンのおかげ」だという歌手の言葉がしばしば世辞にすぎないこととは異なり、Mnet「PRODUCE 101」で「国民プロデューサー」の投票で誕生したWanna Oneにとって、ワナブルはまさに絶対的な存在だ。ワナブルは最初で最後の正規アルバムを出すことになったWanna Oneを「チョンゴン(総攻撃)」で支援して、各種音源サイトの1位に上げた。

この日の午後6時、新しいアルバムが発売された後、タイトル曲『春風(Spring Breeze)』はメロン、ジニーミュージック、バグス、エムネット、ソリバダなどの国内主要音源サービスチャートで1位(20日午前10時時点)を席巻した。

「PRODUCE 101」の出演練習生101人のうちから視聴者に最も多くの票を得た11人のメンバーで構成されたWanna Oneは、デビュー後に2~3年が経ってこそ人気が上がりはじめる他のグループとは異なり、登場初年に各種のアワードを独占し、トップアイドルになった。「自分の手で直接選んだアイドル」に対するファンの愛着はそれほどまでにすごかった。

アルバムタイトルについて、メンバーのイ・デフィ(17)は「1の11乗は1であるということ」だとし、「1をなん回かけても1になるように、私たちとワナブルのみんなが一つになる運命だったという意味」と説明した。

彼らの活動は時間が決まっているという点も、ワナブルの切なさを大きくした。プロジェクトグループであるWanna Oneの公式活動期間は12月31日までだ。正規第1集が最後のアルバムとなったわけだ。活動終了を控えた所感を問う質問に、キム・ジェファン(22)は「Wanna Oneは今まで走ってきて多くの課題をこなしたし、そのたびにおもしろかった。心残りはない」とし、「これから残りのステージをどのようにかっこよくするに(集中)してみたい」と答えた。

今回のアルバムは「運命的再会」と「別れ」をテーマに制作された。シンスポップ(Synthpop)、フューチャーR&B(リズム・アンド・ブルース)などの多様なジャンルから借用したが、最も目立つのはメンバーたちの切ない声だ。キム・ジェファンは「今回の曲を一つずつ録音しながら、胸がいっぱいになった」とし、「あまりに激すると届けることのできる感動が小さくなるようで、じっと我慢しながら歌った。私たちが届けしたいと思う感性を、うまく受け取っていtだけたらうれしい」とした。

今回のアルバムの発売前に出たティーザー映像に『ヘドウィグ』原作者のジョン・キャメロン・ミッチェル氏が盗作疑惑を提起したことに対し、Wanna Oneメンバーのユン・ジソン(27)は「私たちはWanna Oneコンセプトフォトを製作する際に、プラトンの『愛の起源』からモチーフを得た」とし、「多くの方々の意見や視点が違うと考えて、彼に対しては私たちが何かを説明したりしするのは難しいようだ。不快なことで心配をおかけしたことは申しわけなく思っている」と述べた。

先だって、マネージメント社のスイングエンターテイメントは「アイデアの領域であるため、著作権の観点のイシューではないと思う」と対応し、文化界内外から叱咤された。ファンの間で「アルバムも出ないのに、会社が足首をつかむ」という批判が出てきた背景だ。

Wanna Oneは当初は来月に解体する予定だったが、年末の授賞式への出席と年初のラストコンサート開催のために活動延長を議論している。
  • 毎日経済_パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-11-20 20:18:01




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