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キム・スヒョン「いつか人気が衰えるのは自然なこと」どこまでも真っ直ぐな俳優


  • キム・スヒョン「いつか人気が衰えるのは自然なこと」どこまでも真っ直ぐな俳優
俳優キム・スヒョン(25)は自身を「穴だらけ」だと言った。「どんな面でも自信があると話せる部分はありません。演技も褒めてくださいますが一生懸命やります、けれど上手いかはまだ分かりません」。

「そうです」「違います」等「です、ます」調を使う彼は固い話し方が似合わないようで奇妙にも良く似合う。キム・スヒョンだから何でもあまり似合わず、なんでも嫌いだろうか。映画「隠密に偉大に」(監督チャン・チョルス)で尻を出して用を済ませる貧民街パボもパーフェクトに表現した彼ではなかろうか。

公開初日だけで50万人(二日目142万人突破)が肉薄する観客がキム・スヒョンを見るために劇場を訪れた。パク・ギウンとイ・ヒョヌなど他の俳優たちと爆発的な人気を集める原作ウェブトゥーンに向かう期待が大きかっただろうが、「キム・スヒョン効果」が多く作用したのは間違いない。「昨年『太陽を抱く月』をしながら本当に突然多くの愛を受けるようになりました。今もまだ適応中です。はは」。

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映画に向かう反応が熱いためさらに多くの人気があることは間違いない。彼はなぜ自身が愛を受けていると考えているだろうか?

「私が演じるキャラクターが愛を受けているからだと思います。キャラクターたちがまず愛を受けているもので、それを誰がしたのかが次ではないですか。キャラクターが良いとたくさんの愛を受けるので私も愛を受けているんだと考えます」少し分かりやすい答えだが、本心だ。

キム・スヒョンは「正直インターネットを時々見ると以前よりも良い話ではないんです」と言い「一生懸命するほかないようだ」と笑った。そうしながらも「『太陽を抱く月』の時からお母さんファンが出来るようになった。撮影現場に子供を抱いてくるお母さんが私を応援しに来てくれるのですが本当に誇らしく、力となりました」と喜んだ。

同名のウェブトゥーンを原作にした「隠密に偉大に」は北朝鮮最精鋭スパイであるリュファン(キム・スヒョン扮)、ヘラン(パク・ギウン扮)、ヘジン(イ・ヒョヌ扮)が南に派遣されて繰り広げる作戦を描いた映画だ。町内の間抜け、ロッカー、一般高校生に扮した「花美男」スパイの話が興味を誘う。

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キム・スヒョンは町内の間抜けな青年のインパクトが強いが、後半には格好良く変身した姿で注目を集める。スーツを着て華やかなアクションを繰り広げるところが魅力的だ。キム・スヒョンは最も気を使い努力したのは町内の間抜けな青年ドングになることに加えてアクションだと挙げた。

「本当に上手くやりたいという欲があった」と打ち明けた彼は「間抜けな演技をするときは本当に気分が良くて気楽だったのに、モニターして自分の演技を見ると残念なことがたくさんあったんです。もう少し力を抜かなければいけなかったのに…」と惜しがった。続けて「寒くて肌が荒れたこと、素足でいなくてはならず足が冷えた以外には怪我もなかった。ただ現場でアクション俳優の方たちがする演技を見れば本当に格好良かったのに私が演技をした後にモニターで見ると本当にとても差が出るんです」とし「私も上手くやらねばと考えてやったのに初めてだったので上手く出来なかったようです」と残念がった。

2009年中央大演劇映画学部に入学したキム・スヒョンはスケジュールが忙しく長い時間休学した。子役で出演した「クリスマスに雪は降るか?」から注目を受け、あちこちからラブコールが殺到した。演技活動に忙しかった彼は今年になってついに2学年に復学した。

キム・スヒョンは「私と同じに入学した友人たちは高学年になっていて正直心配した」とし「けれど後輩たちとも上手く過ごして楽しい。好きだと駆け寄ってくる後輩たちもいるけれど仲良く生活している」と満足した。

「授業を聞いてみて頭を抱えてボーリングをしたりもし、バトミントンもやります。天気が良くなってきたのでバトミントンをするのにちょうど良い。酒ですか?酒は焼酎3~4杯ほど飲めば酔います。そのまま飲めば私はただ寝ます。あまり飲まないほうです。(笑)ビールは5~6杯だと思いますよ?」

高学年になった友人たちが大勢となったキム・スヒョンを羨ましがらないだろうか?「1学年のときを見てきたからか、羨ましがったりそんな風ではありません。ただ今は『お前がおごるのか?』それくらいかな?『分かった、俺がおごるよ』と話すのですが学校を出ることが適応できないのか、財布を持たずに外に出たことがあったんです。そうするとまぁ、もうどうしようもなく奢ってもらいます。ははは」。

再び大学生となったならミーティングとソゲッティングの機会が増えるようだがと話すととても残念な眼差しだ。「1学年のときしか時間がないといいますが、そういうことを本当にしたことがなくて残念です。先輩たちが紹介してくれないんです」。どれだけ先輩がしてくれないからと言っても勝手に挑戦(?)したいだろうに、もしかしたら女性に関心がないのではないかと尋ねると「非常にないわけではない」と正直だ。「恋人もいたし、異性の友達も時々いた」という言葉も打ち明けた。

キム・スヒョンの理想のタイプを尋ねると「たくさん話したんですけど」と言葉尻を濁した。過去に彼はイギリス俳優カヤ・スコデラリオを理想のタイプに挙げたことがあった。

時間が経過すれば理想のタイプが変わることもあるだろうと言うと今も変わらないという。「私は純情派なんですよ」(笑)

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きっとそんなことはないだろうが、すごい愛を受けたがが人気が衰えたらどんな気分だろうか?「自然なことだと考えます。人であれば屈曲があるのが当然ではないですか?」平坦に行けば良いだろうと言うと「そんな人はいないと思います」と言い「私もどうなるか分からないこと」だと。
  • スタートゥデイ_チン・ヒョンチョル記者/写真_カン・ヨングク記者
  • 入力 2013-06-07 09:32:32




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