「ホテル・デル・ルナ」最終回で2019年tvNドラマ視聴率1位を記録 オープンな結末

「ホテル・デル・ルナ」最終回 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

tvN『ホテル・デル・ルナ』が自己最高視聴率である平均12%、最高13%を記録し、2019年tvNドラマ視聴率1位で美しく輝いた8週間の旅にピリオドを打った。

去る1日に放送されたtvNの土日ドラマ『ホテル・デル・ルナ』(脚本ホン・ジョンウン、ホン・ミラン、演出オ・チュンファン、キム・ジョンヒョン)最終回はケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム視聴率で世帯平均12%、最高13%を記録して、自己最高視聴率を更新しており、ケーブルと総合編成同時間帯トップを占めた。tvNのターゲット層である男女20歳から49歳の視聴率でも自己最高視聴率である平均10%、最高10.8%を記録し、16話連続で地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位になった。(有料プラットフォーム全国基準ニールセンコリア提供)

特に最終回は今年のtvNドラマ視聴率1位となる快挙を成し遂げた。

これまで2019年tvNドラマ視聴率1位はヨ・ジングが出演した『王になった男』(10.9%)だった。

これはtvNの歴代ドラマ最高視聴率ランキング6位に該当する記録だ。『ホテル・デル・ルナ』は当初6位だった『賢い監房生活』(11.2%)を抜いて、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(20.5%)、『恋のスケッチ ~応答せよ1988~』(19.6%)、『ミスター・サンシャイン』(18.1%)、 『100日の郎君様』(14.4%)、『シグナル』(13.4%)に続いて6位にランクインすることになった。

この日の放送でホテル・デル・ルナに最後の満月が浮かんだ。自分の名前に付着した恥を振り払って鶴のような神秘的なソンビ(士)になったキム・ソンビ(シン・ジョングン)、ついに子供を殺したユン家ではなく子どもを守らなかった自分への恨みに気がついたチェ・ソヒ(ペ・ヘソン)、自分を殺した友人からの謝罪を受けて待っていた妹と一緒に行くことができたチ・ヨンジュン(P.O)まで。それぞれの恨みを晴らしたホテリアー3人は笑顔でデル・ルナを去った。

これでデル・ルナに残ったのはマンウォルだけ。満月が現れたら、すべてが消えて彼女も去らなくてはいけない。そんなマンウォルとチャンソンに与えられた贈り物のような時間、一緒だった過去なのか、一緒にいる未来なのかは不明だが、「ただ私たちが一緒にいるある時間の冬」だった。そして最後に「次の生に必ずまた会おう」と約束した2人は別れた。月明かりのもと、すべてが消えてチャンソンだけが残ったが、マンウォルとの約束を覚えて現実の生活を送った。

しかし、「いつの日か、時間を越えて越えて、いつかの生で私たちが一緒になれるなら、その生ではあなたのそばにいつも一緒にいることを願っています」というナレーションとともに、夢なのか、また会った次の生なのかは分からないが日常の中の普通の恋人の姿でエンディングを飾ったマンウォルとチャンソンは最後にも終わらない長い余韻を残した。ここにエピローグで特別出演したキム・スヒョンがホテル・デル・ルナをつなぐホテル・ブルームーンの新所有者として登場、シリーズ続編への期待まで加えた。

IUとヨ・ジング、月のように輝いたロマンスケミ

放送前からドラマファンたちの視線を集めたIUとヨ・ジングは、期待を超えて満ちに満ちた満月のような相乗効果を発揮し、「完璧なチャン・マンウォルとク・チャンソン」という評価を導いた。月の樹に縛られて生死の流れが止まった女性チャン・マンウォルを自分だけのキャラクターで構築したIU、そしてマンウォルを世話する人間の男性チャンソンを演じてお茶の間にときめきを与えたヨ・ジングは、きらきら光る呼吸で『ホテル・デル・ルナ』ブームの中心に立った。

俳優たちの熱演+隙のない台本+感覚的な演出=完璧な相乗効果

最高の俳優たちとベテランスタッフたちの出会いは、まさにデル・ルナの奇跡を生み出した張本人だ。イ・ジウンとヨ・ジングだけでなく、シン・ジョングン、ペ・ヘソン、P.O、カン・ミナ、イ・ドヒョン、イ・テソン、パク・ユナ、チョ・ヒョンチョル、ソ・イスク、カン・ホンソクをはじめ『ホテル・デル・ルナ』に出演したすべての俳優たちの熱演は、それぞれのキャリアを代表するキャラクターを誕生させた。また、視聴者の予測を覆す展開を見せたホン姉妹作家と繊細な演出力で感情線一つ逃さないオ・チュンファン監督の呼吸は話が進むほどにさらに光を放った。ここに撮影、美術、CG、衣装、音楽などすべての分野のスタッフたちの情熱が完璧な相乗効果を発揮して毎回レジェンドを更新した。

tvNファンタジーホラーロマンス『ホテル・デル・ルナ』

『ホテル・デル・ルナ』は夜になるとさすらいの幽霊だけに華やかな実体を露出する幽霊専用ホテルとして、ファンタジーの素材と生死の流れが止まってしまった女性と、彼女を世話する人間の男性の切ないホラーロマンスを適切に調和させてお茶の間に新しい感性の風を吹きいれた。特に生死について考えさせる毎回のエピソードと、これにより人物が変化していく過程は多くの人が「人生最高のドラマ」に挙げる理由だった。このように、ホットな話題性を立証するように視聴率も毎週自己最高を更新し、最終回は平均12%、最高13%と、2019年tvNドラマ1位の視聴率を記録した。また『ホテル・デル・ルナ』の美しい結末は視聴者の記憶の中に長く残る贈り物のような最後の夜をプレゼントした。
  • 毎日経済 スタートゥデイ シン・ヨンウン記者
  • 入力 2019-09-02 09:00:05