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Kヒップホップ、世界で手厚い「おもてなし」

パク・ジェボムにクラッシュ 

  • Kヒップホップ、世界で手厚い「おもてなし」
  • 米ヒップホップアーティストのHit-Boyと作業したパク・ジェボム(左)


Kポップアーティストはグローバルミュージシャンの「求愛」1位だ。米レコード会社と国内エンターテイメント間の「B2B(企業間取引)」を超えて、ミュージシャンどうしがコラボレーションする「A2A(Artist To Artist)」事例も増えている。アイドル音楽だけでなくヒップホップやリズム・アンド・ブルース(R&B)などの多様な分野で行われるという点で、 「Kポップ」の拡張性も注目される。

ビルボード誌は最近、国内最高のヒップホップアーティストのパク・ジェボムが、米国のヒップホップ歌手でありプロデューサーである「Hit-Boy」とEPアルバム『This wasn`t supposed to happen』を発表すると報じた。

国内歌手が海外アーティストのフィーチャリング曲を発表したことはあるが、アルバム作業を一緒に行ったのは異例のことだ。そのアルバムは6曲で構成されると伝えられた。Hit-Boyやビヨンセ、ジェイ・Z、カニエ・ウェストなど最上のアーティストと作業を行い、総5回のグラミー賞候補と1回の受賞を記録した世界的なプロデューサーだ。パク・ジェボムとHit-Boyは去る5月に発表したデジタルシングル『K-TOWN』を手はじめに継続して作業している。二人のミュージシャンは世界的なゲーム会社「EAスポーツ」の新作フットボールゲーム『Madden NFL 20』のサウンドトラック作業を一緒に行った。

パク・ジェボムはすでに世界的なアーティストたちの注目を集めている。アジアのミュージシャンの中で最初にジェイ・Zが率いるロックネイションと専属契約を結び、米国のミュージシャンらが総出動する「MIAフェスティバル( Made in America Festival)」に韓国歌手としては初めて公演を行った。

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  • Crush(クラッシュ)とPink Sweat$ 。 写真提供=ワーナーミュージックコリア


R&BにおけるKポップの底辺も拡大している。独歩的な音色の音源強者「クラッシュ」は先月31日、米国で人気急上昇中のミュージシャン「Pink Sweat$」と新曲を発表した。Pink Sweat$はデビューアルバムとセカンドアルバムが大きな話題を集めたミュージシャンだ。クラッシュは昨年の夏に発売したシングルアルバム『ナッパ(悪い)』の収録曲『LOOKIN4』を通じて、米国の歌手Joyce Wriceと作曲家Devin Morrisonとも作業している。国内エンター業界の関係者は、「ヒップホップとR&Bなど多様な分野のアーティストたちがグローバルな動きを続けながら、Kポップ市場のパイもますます大きくなっている」と述べた。

世界の音楽市場で大勢として浮び上がった「Kポップ」アイドルとグローバルミュージシャンのコラボレーションは、いちいち記載するのは難しいほどだ。特に防弾少年団は世界的なミュージシャンと何回かコラボレーション曲を発表して位相を証明した。

去る7月、防弾少年団のリーダーRMが米国のラッパー「リル・ナズ・X」と発表した『Seoul Town Road Remix』が代表的だ。今年の上半期、米国を揺るがした『Old Town Road』を韓国式にリミックスした曲だ。リル・ナズ・Xの『Old Town Road』はビルボード・メインチャート「ホット100」で、19週連続で1位を占めたことがある。ビルボード史上では歴代最長期間で、米国ポップ史上で最大の成功を収めた。米国のポップの歴史の記念碑的な曲をリメークするほど防弾少年団の位相が上がったという傍証だ。

グローバルミュージシャンとのコラボレーション作品は、新しい話題をさらってきたりもする。防弾少年団のジェイホープはラテンポップの最高スターの一人「Becky G]
とのコラボレーション曲『Chicken Noodle Soup (feat. Becky G)』が口コミに乗って、世界にダンスチャレンジブームを起こした。米プロバスケットボール(NBA)のスーパースタースステフィン・カリー選手もコートでチキンヌードルスープダンスを踊ったほどだ。大衆音楽評論家のキム・ジャッカ氏は、「さまざまなジャンルでのコラボレーションは、Kポップの音楽レベルが高いことを主流音楽界で正しく認識したという証拠だ」とした。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-11-15 17:05:14




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