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「検事内伝」2話 イ・ソンギュンとチョン・リョウォンの対立がスタート

「検事内伝」2話 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「検事内伝」2話 イ・ソンギュンとチョン・リョウォンの対立がスタート
チョン・リョウォンの登場が平和だったイ・ソンギュンの日常に亀裂を作った。過去から悪縁で繋がっている2人の本格的な対立が始まった『検査内伝』2話の視聴率は全国5%、首都圏5.1%を記録して巡航を続けた。(ニールセンコリア提供、有料世帯基準)

17日に韓国で放送されたJTBCの月火ドラマ『検事内伝』2話では、十数年ぶりにジニョン支庁刑事2部で再会した検事イ・ソンウン(イ・ソンギュン)とチャ・ミョンジュ(チョン・リョウォン)が賃金未払い事件で意見を対立させて戦争の序幕が上がった。特に学部時代にはイ・ソンウンが先輩だったが、研修院の期数ではミョンジュが先輩というこじれた「系譜」などの過去の歴史が一緒に明らかになり、2人の戦争が簡単には終わらないことを予告して、今後の展開に関心を高めた。

検事生活11年のあいだ出世街道まっしぐらだったスター検事のミョンジュが、第1話で309号の前をうろうろしていた理由が明らかになった。ミョンジュが担当した2000億ウォンの保険詐欺事件の被疑者が次官の親戚で、その結果、南海岸の端にある地方都市のジニョンへと事実上左遷されてきたもの。チャ・ミョンジュの発令ニュースにジニョン支庁の検事たちは首をかしげた。今すぐに辞表を出して有名な法律事務所に入っても良い待遇を受けられるチャ・ミョンジュがなぜ「プライドも覇気も捨てて」山を越え谷を越え「検事の流刑地」まで来たのか疑問を持ったもの。

刑事2部の人たちがミョンジュを好奇心とぎこちなさが入り混じった目で注視している中で、ソンウンはミョンジュの存在自体が気に入らなかった。他人からは単に卒業同期だとのみ推測されているミョンジュとの記憶があまり良くなかったもの。過去、何度も自分を無視するように見えたミョンジュの視線と返事が屈辱の記憶として生々しく残っていた。その時を考えると今でも怒りが込み上げてくる自分とは異なり、ミョンジュは「イ・ソンウン」という名前さえ覚えていないかのように行動し、ソンウンはさらに腹を立てた。

止められないミョンジュの突進は刑事2部にも緊張感を呼び起こした。出勤2日目、部長検事チョ・ミンホ(イ・ソンジェ)に説明もなく会議を招集したかと思うと刑事2部の事件の半分を配当するように言い渡したり、「各部屋で抱えている2カ月以上の未解決事件、すべて私が受けとります」と宣言したからだ。その理由を一つ一つ明らかにしながら「私がいなかったジニョン支庁と私が来た後のジニョン支庁が同じではならないと考えています」と最後のアッパーカットまで食らわせる堂々とした態度にチームは舌を巻いた。

何よりも、自分に再配当された事件について期数が下の検事たちの要約紙を要求したが、これがソンウンの自尊心を傷つけた。ただでさえ自分の事件が事前協議なしにミョンジュに再配当されたことが不快だったソンウンが研修期数は先輩でも学部では後輩のミョンジュが要約紙まで要求してくると怒ったもの。懲らしめてやろうと映像調査室にミョンジュを呼び出したものの最終的にはファクトで論破して責め立てるミョンジュに「チャ検事、私が嫌いなんですよね?私はすべて知っています。でも私は気にしません。なぜなら私もチャ検事が嫌いだから!」と叫ぶ黒歴史まで作ってしまった。

やや幼稚な攻防戦で幕を開けた2人の関係は「チョンス実業、賃金未払い」事件で手に負えないほどに悪化した。賃金未払いで社長を告訴した被害者キム・ヨンチュン(ソン・ギョンウォン)が家族の医療費のために告訴を取り下げしようとしたところ、チョンス実業の常習的な賃金未払い根絶のためにソンウンが和解を妨げた状況。しかし、ミョンジュは再配当を受け取るとすぐに和解で事件を終結させ、これに怒ったソンウンは「チャ検事は高価な服を着て良い靴を履いて生きてきたかもしれないが、ここの刑事部の事件、簡単に見えても誰かの生存と直結された事件だ」と問い詰めた。しかし、ミョンジュは彼の抗議を鼻で笑いながら「温室育ちのお坊ちゃんが生存について何を知っているんですか」と受け応え、ソンウンは爆発した。

ミョンジュの立場は違った。

チョンス実業を起訴することよりも家族の医療費と生計を解決するためにお金が切迫な被害者が優先だと判断したもの。「チャ検事は検事としての哲学を持っているんですか?」、「イ検事は事件処理基準から再び立て直すべきです」と声を荒げた言い争いはチョ・ミンホ部長の登場で幕を閉じ、その夜、官舎に戻ってきたソンウンはミョンジュとの悪縁が始まった瞬間を再び思い出した。過去の大学時代、アフリカに行ってきた経験を話して先輩と後輩たちに飢餓に苦しむ子供たちのために「定期後援をしよう」と話したソンウンに「ウザったらしい。生きるのが地獄の人々がアフリカまで行ってようやく見えるの?」と批判したミョンジュ。そのときにも「さすが温室育ちのお坊ちゃん」という言葉を残した。その瞬間、ソンウンはミョンジュが自分を覚えているという事実に気づいた。まさしくジニョン支庁刑事2部揺るがす戦争の序幕だった。
  • 毎日経済 スタートゥデイ チン・ヒャンヒ記者
  • 入力 2019-12-18 08:18:18




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