Netflixで世界同時公開予定だった「狩りの時間」、裁判所が公開を禁止


Netflixを通じて10日に全世界同時公開を計画していた映画『狩りの時間』に急ブレーキがかかった。裁判所が『狩りの時間』の海外での公開を禁止する判決を下したうえ、リトルビッグピクチャーズがNetflixとの独占放映を決定する際にコンテンツパンダ側に通知した契約解除も「効力停止」判決が下された。

8日、ソウル中央地裁はコンテンツパンダがリトルビッグピクチャーズを相手に提起した販売禁止仮処分申請を認容した。裁判所は本案の判決が確定するまで『狩りの時間』を国内を除く全世界の劇場、インターネット、テレビ(地上波、ケーブル、衛星放送を含む)を介して上映、販売、配布、またはビデオ、DVDなどに製作、販売、配布、またはその他の方法で開示してはならないという判決を下した。

なお、リトルビッグピクチャーズがコンテンツパンダに通知した契約解除にも「効力停止」判決が下された。

これにより、4月10日にNetflixを介して公開される予定だった『狩りの時間』の計画に支障が生じた。Netflix側の関係者はこれと関連し「これまでNetflixが法廷攻防の当事者ではないことから介入してこなかったが、公開まで2日の状態で裁判所の上映禁止仮処分申請が受け入れられて当惑している」とし「内部議論の末、具体的な立場を明らかにする」と伝えた。

先立ってコンテンツパンダはこの日、「現在『狩りの時間』Netflixの公開と関連して法的手続きを行っている」と明らかにした。映画は2月26日に韓国国内で公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で公開が無期限延期され、リトルビッグピクチャーズは劇場公開を諦めてNetflixでの独占公開を選択した。10日、全世界に公開する予定だ。

しかし、その過程で少なからぬノイズが発生した。海外セールスを代行したコンテンツパンダは「明白な二重契約」と反発し、「昨年1月、リトルビッグピクチャーズと海外セールス契約を締結して1年以上業務を履行してきた。その結果、約30カ国に先行販売されており、さらに70カ国との契約を控えていた。当社と十分な議論をせずに口頭で通知後に解除を要請して公文書を発送してきた」と主張した。

リトルビッグピクチャーズは、このような主張に「十分な事前交渉を経た後、天災などによる理由で契約を解除することができるという契約条項に基づいて法律の検討を経て正式に解除した」と反論して「公示した通りNetflixを通じて来る10日、世界同時公開する」と改めて強調した。

双方の意見の差が縮まらず葛藤が深まるなかでも、リトルビッグピクチャーズは映画の積極的な広報を行ってきた。全世界の公開日に合わせてオンラインGVを開催するなど情熱を見せたが、この日の判決によって支障が予想される。

Netflixも『狩りの時間』を韓国を含む190カ国同時公開を予定したいたことから、どのような決断を下すのかが注目される。
  • 毎日経済 スタートゥデイ ハン・ヒョンジョン記者
  • 入力 2020-04-08 17:31:24