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冷えきった韓日関係だが…まだまだ熱いKポップ


  • 冷えきった韓日関係だが…まだまだ熱いKポップ

  • セブンティーン(上)とMONSTA X(下)やIZ*ONEなど、Kポップグループが韓・日両国の関係悪化にもかかわらず、日本国内で良い実績を上げ続けている。 [写真提供=プレディス、スターシップエンターテイメント]


15日、ボーイズグループMONSTA Xが日本で発売した曲『Wish on the same sky(ウィッシュオンザセイムスカイ)』がオリコンやタワーレコードなどの現地チャートで1位を席巻した。「コロナ19」の拡散後、韓・日の両国関係が最悪に駆け上がった中で成し遂げた成果だ。MONSTA Xの新曲は発売直後、タワーレコードの「デイリーセールスチャート」も3日連続1位を記録し、音源サイトであるLINE MUSIC TOP 100のウィークリーチャートでもトップになった。

日本列島をKポップの熱風がコロナ19危機の中でも激しく吹いている。入国制限で現地コンサートにブレーキがかかった状況でも、Kポップ音源はまだ上位だ。コロナ19拡散後の韓日関係は悪化しているが、日本国内のKポップの展開はむしろ熱くなる雰囲気だ。大衆音楽評論家のチョン・ビョンウク氏は「政治に敏感な中国とは異なり、日本国内のKポップファン層は相対的に両国間のイシューに影響を受けないほうだ」と診断した。

Seventeen(セブンティーン)も日本で確かなファン層を構築したグループだ。Seventeenは1日、日本で2番目のシングル『舞い落ちる花びら (Fallin' Flower) 』を発売した。シングル公開初日に20万枚が売れ、日本国内の人気を誇示した。日本の販売量集計サイトであるオリコンでも「週間シングルランキング」と「週間 合算シングルランキング」で1位を獲得し、現地の週間チャート4冠王に上がることもした。

Kポップの確固とした人気の背景には、国内企業各社の現地化戦略がひそんでいる。大部分のKポップグループは、世界で2番目に大きい音楽市場である日本の攻略のために、日本語の曲とミュージックビデオを別途に公開したりする。MONSTA XやSeventeenだけでなく、日本の国民バンドの隊列に上った防弾少年団とTWICEもやはり日本の曲を発表して現地の攻略に成功した。 SMエンターテイメントのNCT DREAMも去る1月、日本初のミニアルバム『THE DREAM(ザ・ドリーム)』を発表し、日本攻略に始動をかけた。

韓・日合作グループのIZ*ONE(アイズワン)の日本人気も現在進行形だ。今年2月に第34回日本ゴールドディスク大賞で新人賞の「ニューアーティスト・オブ・ザ・イヤー」と「ニューアーティストベスト3」を受賞した。昨年2月に日本デビューシングル『好きだと言わせたい』が日本国内で旋風的な人気を集めたおかげだ。日本の会社ポノス(PONOS)はIZ*ONEをテーマにしたゲーム『SUPERSTAR IZ*ONE』を発表した。韓・日両国で発売される今回のゲームに、事前登録者のみで20万人が集まった。

東方神起と2PMなどの第2世代のアイドルたちも、相変わらず人気を誇っている。 JYPエンターテイメントの2PMは昨年3月に発売した『THE BEST OF 2PM in Japan』は公開されるやいなやオリコン日刊アルバムチャートの1位を記録したほどだ。

メンバーの一部が軍服務中で完全な活動が不可能な状況でも2PMの人気はまだ熱い。東方神起も昨年11月から今年1月まで、約14回の公演で総60万人の観客を動員した。日本国内コロナ19の状況が緩和したならば、Kポップアイドルのオフラインコンサートも再び活気を帯びる見通しだ。チョン評論家は「韓国の音楽が日本ではまだ競争力を持つだけに、韓流ブームにも再び火が付くだろう」とした。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-04-23 17:00:53




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