ファン・ハナ「共犯が有利に供述するように金銭で懐柔」…信憑性があると判断


南陽(ナムヤン)乳業の創業主の孫娘のファン・ハナが、共犯が有利に供述するように金銭で懐柔したというメディアの報道が、信憑性があるという裁判所の判断が出た。

ソウル高裁民事13部(キム・ヨンビン、パク・ジェヨン、イ・ジョンフン部長判事)は、チョ氏がMBCを相手に起こした訂正報道および損害賠償請求訴訟控訴審で、1審と同じく原告敗訴と判決した。

チョ氏は15年9月、ファン・ハナから受け取ったピロホンを投薬した容疑(麻薬類管理法違反)で同年11月に拘束起訴され、翌年懲役刑の執行猶予を言い渡された人物で、当時ファン・ハナは共犯として立件されたが、警察は17年、不起訴意見で検察に送致した。ファン・ハナの他に共犯とされた6人もみな不起訴処分を受けた。

MBCは昨年、事件現場に居合わせた共犯の知人が情報提供した内容をもとに、ファン・ハナがチョ氏に1億ウォンを渡し「あなたがすべて抱いて行け」という趣旨で懐柔したと報じた。これに対しチョ氏はMBC側に損害賠償金5千万ウォンと訂正報道を要求する訴訟を起こした。チョ氏側は「ファン氏から1億ウォンを受け取っていないが、信憑性のない情報提供を記事化し、被害を受けた」と主張している。

しかし一審裁判部はファン・ハナ事件の再捜査でファン・ハナがチョ氏と麻薬を一緒に投薬した事実が明らかになったことなどを根拠に「記事に摘出された事実が虚偽だと認めることができない」として棄却した。控訴審の裁判所も、1審と同様の判断を下した。裁判部は「チョ容疑者がファン・ハナと一緒に麻薬を投薬しても1人で投薬したと陳述する代価として1億ウォンを受け取ったという事実が存在すると納得に値する」とし「チョ氏がファン・ハナの麻薬犯行を隠ぺいするのに加わったかどうかは公共性と社会性を備えた公的関心事案に関するもの」と説明した。

一方、ファン・ハナはパク・ユチョンと麻薬を服用した疑いで裁判にかけられ、1審と2審でいずれも懲役1年執行猶予2年を言い渡された。
  • 毎日経済 スタートゥーデイ キム・ソヨン記者
  • 入力 2020-06-02 10:55:05