歌手フィソンに睡眠麻酔剤を販売した30代男性、1審で実刑判決


裁判所が歌手フィソン(チェ・フィソン、38)に対し、睡眠誘導麻酔剤を販売した30代男性に対し、懲役刑を言い渡した。

1日、ソウル東部地裁刑事11単独(パク・ジョンギル部長判事)は先月24日、薬事法違反の疑いで起訴された35歳の男性ナム被告に懲役1年を言い渡した。また、ナム被告に麻酔剤を販売したパク被告(27)には懲役2年、罰金500万ウォンを言い渡した。

ナム被告は今年3月から数回にわたり、フィソンに睡眠誘導麻酔薬「エトミデート」を販売した疑いが持たれている。

パク被告はエトミーデートを作るため、原料を購入して製造し、ナム被告にこれを数十本販売した容疑がもたれている。

ソウル高裁は「エトミデートは、過量投与時に呼吸停止が起こり得る医薬品」とし「被告人は様々な事情を挙げて弁明し、真剣に反省する姿も見せなかった」と指摘した。さらに「販売したり販売目的で取得した医薬品の量や広告による販売方法などに照らして罪責が重い」と量刑理由を明らかにした。

一方、フィソンは今年3月31日と4月2日にトイレで倒れた状態で発見され、国民を驚かせた。警察は当初、麻薬投薬の可能性を疑ったが、簡易検査では陰性反応が出た。ただ現場からは注射器、エトミデートの入ったガラス瓶が発見された。エトミデートは麻薬類に分類されないため、フィソンは帰宅処分となった。
  • 毎日経済 スタートゥデイ イ・ダギョム記者
  • 入力 2020-07-01 13:21:57