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「女神降臨」最終回 視聴率平均5.1%で有終の美 ハッピーな結末


▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「女神降臨」最終回 視聴率平均5.1%で有終の美 ハッピーな結末
tvN『女神降臨』(脚本:イ・シウン、演出:キム・サンヒョプ)が4日の第16話を最後に終了した。

最終話の視聴率は首都圏世帯で平均5.1%、最高5.6%、全国世帯で平均4.5%、最高4.8%を記録した。tvNターゲット層である男女20歳から49歳の視聴率は首都圏平均2.6%、最高3.0%、全国平均3.1%、最高3.4%を占め、有終の美を飾った。 (ケーブル、IPTV、衛星統合した有料プラットフォーム基準/ニールセンコリア提供)

『女神降臨』の最終話ではジュギョン(ムン・ガヨン)、スホ(チャ・ウヌ)、ソジュン(ファン・インヨプ)などがハッピーエンドを迎える結末が描かれた。

ソジュンは最後の抱擁とともにジュギョンに向けた長年の片思いを整理した後、スホが再び米国に帰るという嘘でジュギョンとスホのロマンスを完成させた。再び向き合うようになったジュギョンとスホは、お互いの心を確認し合い、さらに関係が深まった。一方、ジュギョンはスジン(パク・ユナ)の心からの謝罪で友情を回復した後、再び一つになったセボムガールズ、ジュギョン、スジン、スア(カン・ミナ)の姿が映され心温まる雰囲気を見せた。これと共にジュギョンとスホ、ソジュンは自分の夢に向かって進んでいった。ジュギョンはメイクアップアーティストの夢を育てスホはセヨン(カン・チャンヒ)と共に作った「懐かしさ」を編曲しながら作曲の勉強を始めた。これにソジュンはジュギョンのメイクを受けて舞台に上がり、スホとセヨンが作曲した「懐かしさ」でデビュー舞台に立って胸が熱くなった。セヨンとの思い出を思い出しながら涙があふれたスホとソジュンの姿が交差し見る人々の目頭を熱くした。やがて最後にはジュギョンとスホが思い出に満ちた漫画喫茶で『Happy Ending』という漫画を持ってきれいにキスし2人の過去の姿が次々と流れ幸せなときめきを伝えた。

このように『女神降臨』はそれぞれ異なる痛みを持つ高校生たちが愛と友情を通じて自信を取り戻し成長していくストーリーでときめきと笑いと感動を与えて幕を閉じた。今年の冬、視聴者の心を動かした『女神降臨』が残した意味ある成果を整理してみる。

#1 ムン・ガヨン&チャ・ウヌの再注目 + ファン・インヨプのライジングスター誕生

『女神降臨』でウェブコミックを破って出てきたようなムン・ガヨンとチャ・ウヌ、ファン・インヨプの好演とコンビネーションが見事に輝いた。ムン・ガヨンはメイクオーバーの女神イム・ジュギョン役を演じ、「ロコ(ロマンティック・コメディ)女神」としての地位を確立した。すっぴんのジュギョンと女神のジュギョンを行き来するため大胆な扮装を消化しワイヤーアクションからダンスまで身を惜しまない熱演を繰り広げ視線を一気に虜にした。特に、外見コンプレックスを乗り越え自尊心を高めていくジュギョンの心理的変化を繊細な感情演技で表現し共感を呼んだ。

これと共にチャ・ウヌは優れた演技力とスイートな男性美で視聴者を魅了した。劇中の冷たいイケメン、イ・スホに扮したチャ・ウヌはジュギョンとの関係が深まるにつれ優しくて温かいイケメンに変わっていくスホの姿を眼差し、表情、口調などの変化で完璧に描き出しときめきを高めた。これに加え、チャ・ウヌのもっともらしいコミック演技は笑いを噴き出させ父親から受けた心の傷を明かした瞬間やジュギョンのために別れを宣言した瞬間などでは切ない涙の演技で視聴者の胸まで引き裂いた。

一方、ファン・インヨプは初主演という事実が信じられないほど優れた演技力とキャラクター消化力を見せてライジングスターに生まれ変わった。荒々しい野生馬ハン・ソジュンに扮したファン・インヨプは、反抗期にあふれるビジュアルとかわいらしい天然の魅力で注目を集めたのに続きジュギョンに向けた一途な純情派の姿を見せ「歴代級のサブ男性主人公」という評価を受けた。何よりファン・インヨプはジュギョンに向ける心とスホとの友情の間に立ったソジュンの感情を時々刻々と変わる眼差しと表情で表現し没入度を高めた。

このようにムン・ガヨン、チャ・ウヌ、ファン・インヨプは『女神降臨』で優れた演技力と代替不可能な魅力を見せ視聴者がドラマから抜け出せないようにした。さらに、3人は一緒に演技する時、さらに爆発的なシナジーを噴き出すコンビネーションで無限に再生したい欲求を誘発する場面を作って熱い話題性を導いた。

#2 誰一人欠かすことのできない魅力満点のキャラクター

ムン・ガヨン、チャ・ウヌ、ファン・インヨプだけでなく多彩な魅力を持った出演者たちが視聴者を魅了した。パク・ユナ(カン・スジン役)、イム・セミ(イム・ヒギョン役)、パク・ホサン(イム・ジェピル役)、チャン・ヘジン(ホン・ヒョンスク役)、オ・ウィシク(ハン・ジュヌ役)、キム・ミンギ(イム・ジュヨン役)、ヨ・ジュハ(ハン・ゴウン役)、カン・ミナ(チェ・スア役)、イ・イルジュン(ユ・テフン役)、イム・ヒョンソン(王子社長役)、イ・サンジン(アン・ヒョンギュ役)、イ・ウジェ(キム・チョロン役)など躍動感あふれるキャラクターたちの活躍が愉快な笑いを伝えた。パク・ユナは、新春の元祖女神に扮してガールクラッシュの魅力で見る人々を魅了し、イム・セミとオ・ウィシクはイチゴとグレープフルーツカップルに扮して幻想的なコンビネーションを見せて大衆から愛された。これに加え、ムン・ガヨンと本当の家族のような姿を見せて共感と笑いを誘ったパク・ホサン、チャン・ヘジン、キム・ミンギと、セボムズで団結して個性と魅力を発揮したカン・ミナ、イ・イルジュン、イ・サンジン、イ・ウジェなど全ての出演陣の活躍が見る楽しさを加えた。

#3 ロマンチック・コメディのバイブル! キム・サンヒョプ監督の演出力

『女神降臨』がさわやかなロマンチック・コメディの醍醐味を見せられたのは、キム・サンヒョプ監督の演出力があったからだ。キム・サンヒョプ監督は適材適所にCGを活用したウイットに富んだ映像で登場人物の心理状態を一層愉快に映し出したり弾けるような効果音で注目を集めた。さらに、多彩なカラー感、カメラの構図、カメラのズームインなど、視覚的な効果を活用したディテールな演出でジュギョン、スホ、ソジュンのロマンスをさらに若々しく描き出し視聴者を魅了した。それだけでなく登場人物の感情をさらに積み上げる演出で没入し見る楽しさを倍加させた。このようにロマンスと暇のないコミックを自由自在に駆使しながら、最後の一場面までときめきと楽しさを逃さなかったキム・サンヒョプ監督の卓越した演出力により視聴者は劇中にのめりこみ、一緒にときめきながら涙を流すしかなかった。

#4 共感を誘発するプライド回復ストーリー

『女神降臨』はプライドを回復し成長していくジュギョンの姿を描いたもので、視聴者の共感を呼んだ。ジュギョンは一時、外見のため友達から疎外されプライドが低下したが、すぐに自分だけの突破口を求めて肯定的に変わり始めた。このようなジュギョンの変化は「私が私を愛さなければ他人も私を愛してくれない」という言葉があるように周辺の環境まで変化させた。

ジュギョンは、スホとソジュン、家族をはじめとする周囲との関係を通じて内面までしっかりと引き締め、メイクで隠したすっぴんを堂々とさらけ出しプライドの女神として生まれ変わり、視聴者まで満足させた。その後、自分自身を愛し誰よりも堂々と進むジュギョンの変化が大きな共感と感動を与えた。

このように『女神降臨』は俳優たちの熱演と制作陣の情熱、共感を引き出すストーリーまですべての要素が調和をなし、お茶の間の劇場にチョコレートのように甘いときめきと笑いを降臨させ熱い話題の中心で幕を閉じた。

同名の人気ウェブトゥーンを原作にしたtvN水木ドラマ『女神降臨』は、外見コンプレックスを持っていたが、「化粧」で女神になったジュギョンと男母の傷を持つスホが出会い、お互いの秘密を共有しながら成長する自尊感回復ロマンチック・コメディ。今月4日の第16話を最後に終わった。
  • 毎日経済 スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 / 写真=tvN
  • 入力 2021-02-05 08:18:02




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