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エンタメ > スターニュース > 「月が浮かぶ川」制作会社、ジスの所属事務所に30億ウォンの損害賠償請求
写真:毎日経済 スタートゥデイDB
『月が浮かぶ川』の制作会社が過去の校内暴力が明らかになり降板した俳優ジスの所属事務所キーイーストに30億ウォン規模の損害賠償訴訟を提起した。
KBS2の月火ドラマ『月が浮かぶ川』の制作会社ビクトリーコンテンツは2日、「4月1日、キーイーストを相手に当社の損害額の一部を請求する損害賠償請求訴訟をソウル中央地方裁判所に提起した」とし「この事件の訴はキーイーストの所属俳優であるキム・ジス(ジス)の校内暴力と関連している」と明らかにした。
ビクトリーコンテンツは「『月が浮かぶ川』は事前制作で進行され、過去の校内暴力が明らかになった時点は、ほとんどの撮影が終わる時期だった。しかし俳優が入れ替えられ該当シーンを全面再撮影せざるを得なかった」と話した。
続いて「当社は再撮影による各種スタッフの費用、場所および装備の使用料、出演料、美術費など、直接損害を被り、他にも視聴率の低下、海外顧客のクレーム提起、期待売上高の減少、会社イメージ破損など、相当期間の将来まで影響を与える巨大な損害が今も続いている」と説明した。
また、ビクトリーコンテンツは「このような損害賠償を速やかに回復させて、良いドラマの制作に再び専念するためにキーイースト側と損害賠償の協議を誠実に進めてきたが、キーイースト側の非協力によりやむを得ずこの事件の訴を提起することになった」と発表した。
写真:『月が浮かぶ川』ドラマポスター
先月2日、オンラインコミュニティには『月が浮かぶ川』にオンダル役で出演中のジスの中学校時代のいじめ加害を暴露する内容が投稿された。ジスと同じ学校出身だと明らかにした人物は「中学2年生から本格的に学校の不良グループとして君臨して学校であらゆる悪事を犯した」と主張した。以降、この投稿のコメント欄にはジスについての暴露が続いた。
ジスは4日、SNSを介して疑惑を認めて「私のせいで苦しまれた方々に心から謝罪申し上げる。過去に犯した非行に対して、弁明の余地もない。許されない行動だった」と謝罪した。
ジスは6話まで放送された『月が浮かぶ川』から降板した。『月が浮かぶ川』は代替俳優としてナ・イヌを投入して撮影を続けた。昨年12月に令状を受け取ったジスは10月中旬に入隊する予定だ。