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エンタメ > スターニュース > ソ・ジソブ&イ・ハニなど、新型コロナにより選択した「ノーウェディング」
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旧正月の連休はいつにも増して結婚の話がよく出る。交際する恋人がいれば旧正月の連休を基点に結婚がスムーズに進むかもしれない。しかし、コロナ渦に結婚式の計画を立てることは容易ではない。
俳優のウォンビンやイ・ナヨンの江原道(カンウォンド)旌善(チョンソン)の小麦畑での結婚式が盛んにパロディされた時があった。誰もが夢見るロマンチックな結婚式。もはや、それも容易ではない。
コロナ渦で結婚式文化ががらりと変わっている。社会全般のトレンドが早いテンポで変わり2年間、新型コロナウイルスという特殊な状況まで加わり結婚文化が急変している。特にミレニアル世代が結婚適齢期になり、このような変化はさらに加速化する雰囲気だ。
昨年1年間、芸能界では結婚式を延期したり最小限に抑えたスターカップルが多かった。無協賛宣言が増えるにつれ、スモールウェディングが主流になり婚姻届で結婚を知らせ結婚式そのものを省略する「ノーウェディング」事例が増えている。華やかな結婚式の代わりに温かい善行を選択し善良な影響力を広げる「寄付ウエディング」も相次いだ。
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ソ・ジソブ、ソン・ユリ、チェ・ヒ、華やかな結婚式の代わりに寄付
いわゆる「ノーウェディング」は結婚式を行わない結婚だ。スナップ撮影で撮影を行い挙式なしに婚姻届だけで行われる結婚だ。
一般人のボーイフレンドと熱愛を認めた後、超高速で結婚した女優のイ・ハニは婚姻誓約式で夫婦になった。イ・ハニの所属事務所は先月21日「厳しい状況を考慮し2人はソウル市内で結婚式の代わりに家族だけが出席した婚姻誓約式で夫婦になった」と明らかにした。イ・ハニの結婚ニュースは当日発表された。
俳優のソ・ジソブはノーウェディングで既婚者になった代表的なケースだ。2020年、17歳年下のチョ・ウンジョン元アナウンサーと夫婦の縁を結び結婚式の代わりに5000万ウォンを寄付した。直系家族が集まった中、静かに婚姻誓約をし華やかな結婚式の代わりに寄付を選択した。
ファンはタキシード姿の新郎ソ・ジソブの姿は見られなかったが、一生における大きな行事を寄付に変えたソ・ジソブの決断に拍手を送った。
ソ・ジソプは当時の所属事務所を通じ「皆さんが大変だった時に伝える結婚のニュースに心が重いが、いつも感謝する気持ちで生きて俳優としてもより良い姿をお見せできるよう努力したい」と伝えた。
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今年、結婚から5年後に双子の母親になったグループFin.K.L.出身の女優ソン・ユリも家庭礼拝で結婚式を終えた。2017年5月にプロゴルファーのアン・ソンヒョンと夫婦になった彼女は「天が結んでくれた大切な縁であるだけに落ち着いた雰囲気の中でお互いに集中し静かに過ごしたいという思いから直系家族との家庭礼拝で式を挙げた」と明らかにした。
それとともに「家庭を築く祝福された瞬間を助けが必要な方々と一緒に分かち合おうと結婚式の費用は全額寄付した」と伝えた。
歌手のGarieも同年、一般人の女性と結婚したことをSNSを通じて知らせた。彼女は「愛する人と結婚式を通じて夫婦になった」と明らかにした。
パク・ヒスンSNS
スモールウェディングも嫌だ…ノーウェディング
俳優のパク・ヒスンとパク・イェジンは、ノーウェディングのトップランナーだ。2015年に交際期間が5年となり結婚式そのものを省略するという大胆なパターンを見せた。家族が一緒に行ったささやかな約束式と婚姻届をもって結婚式に代えたのだ。その後、結婚1周年を記念するホームパーティーを開いた。
パク・ヒスンはあるテレビ番組で「ちょうど結婚しようとした年に2人とも忙しかった。そのためタイミングを逃した」と言及したが、彼らがもたらした波紋は新鮮だった。
事業家の夫と結婚したタレントのチェ・ヒは2020年に一般人のボーイフレンドと結婚し披露宴と新婚旅行も省略した。その代わり国際子供救護団体のセーブ・ザ・チルドレンに3000万ウォンを寄付した。家庭を築く祝福された瞬間を助けが必要な所に広く分かち合いたいという意味による決定だった。娘の誕生日を迎え国内の無縁児童のために1000万ウォンを寄付したこともある。
声優出身女優のソ・ユリはチェ・ビョンギルPDと結婚した当時「スモールウェディングを悩んだ。ノーウェディングを選んだ」とし「私たちが幼い頃からお互いに親の教育をよくさせた。8月14日に式を挙げず婚姻届だけを出すことにした」と伝えた。それとともに「その日(婚姻届の日)が新郎の誕生日だ。結婚記念日と誕生日を合わせようと思う」と伝え注目を集めた。
歌手のナルシャとファッション事業家のファン・テギョンは、ファッショニスタ夫婦らしくインド洋の小さな島セーシェルへ旅立つことで結婚式の代わりをした。Sechs Kies出身のイ・ジェジンも昨年5月、結婚式を省略して幸せな家庭を築いた。
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女優のカン・ソラも2020年8月、新型コロナウイルスの状況が悪化し結婚式をキャンセルし直系家族だけが参加した中で既婚者となった。
ある芸能界関係者は「マスクをかけなければならないという不便さと結婚式の出席人数が大幅に縮小され「誰かは招待して誰かは来ないでほしい」というのは困難な状況になってしまった。人数を調整した後、結婚式をそのままキャンセルする場合もある」と伝えた。
非対面ウェディング文化が代案として浮上しオンライン結婚式を挙げる人もいる。オンラインで結婚式を中継しスーパーチャットで祝儀を受け取ることもある。昨年12月、チャンネル登録者数20万人を保有したYouTuberのハン・シヨンは自分の結婚式を生中継した。当時、結婚式を見守ったゲストは1万7000人に達した。
歌手のTIMは教会で初めて出会い8年間の恋愛の末に結婚した事業家の妻キム・ボラと昨年2月にオンライン結婚式を挙げた。
先に結婚届で結婚を発表、後から結婚式の計画
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新型コロナウイルスの影響で法的夫婦になった後に結婚式を計画する風景はもう珍しくない。
5歳年下のビューティー事業家と夫婦になった俳優のユン・ゲサンも一応結婚式を省略し婚姻届で既婚者になった。
ユン・ゲサンは昨年8月、ファンカフェを通じ「結婚式は新型コロナウイルスの時局で事実上難しい部分が多くて残念だが、すぐには省略して今月中に婚姻届を出そうと思う」とし「新しい人生第2幕が始まる特別な日なので何か意味のあることができるのではないかと悩んだ末、一緒にしようという気持ちを少しでも他の意味のあるところに分けてあげることにした」と明らかにした。
歌手のKCMは13日、9歳年下の会社員と婚姻届を出していることを明らかにし結婚した。昨年から結婚式を準備してきたが、新型コロナウイルスの影響で結局、今年1月初めに両家の両親と会った席で約束式を挙げ婚姻届を終えた。所属事務所は「十分な余裕を持って新型コロナウイルスの現状を見守りながら今後正式に式を行う予定」と伝えた。
歌手のイ・ジョンも結婚式の前に既婚者になったことを先に明かした「済州島(チェジュド)にいる間に良い方と出会い、結婚する。5月に結婚式を行う予定だ。婚姻届は出して既婚者だ」と打ち明けた。
歌手のSleepは昨年、一般人との結婚を発表したが、新型コロナウイルスの影響で式を挙げることができなかった。彼は「1年間、祝ってもらっている」と冗談を言ったりもした。
ある結婚情報会社の調査結果、新婚夫婦1組が結婚資金として支出した金額は平均2億3186万ウォンだった。このうち「一生に一度だけ」と結婚式にかける費用は少なくなかった。しかし、コロナ渦が終わりを告げず、結婚式の準備が伝統的な方式とは違う新しいトレンドを形成している。
コロナ渦以前にも流行したスモールウェディングは普遍的な結婚文化として定着した。ここに結婚の形態を簡素化したり省略したりするミニマルウェディングへと急速に進化している。
新型コロナウイルスの大流行以後、パーティールーム集合禁止措置によってブライダルシャワーなど小規模行事さえ不可能になるとセルフウェディング商品を披露した所も登場した。
流通業界の調査によると最近は結婚式を簡素に進める代わりに節約した結婚予算を結婚用品に投資していると分析された。結婚式場や結婚祝い物、新婚旅行費用は減る一方、結婚予算を新居と婚礼家具に投資している。
ウェディング業界の関係者は「まだ一般人の間では親世代の反感などで結婚式を省略することが容易ではない」とし「芸能界の流行が早く伝わる点を勘案すれば、結婚式関連のこうした変化も徐々に認識変化に影響を与えるとみられる」と言及した。