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エンタメ > スターニュース > 現役最高齢の番組司会者ソン・ヘさんが死去 先週の収録に参加せず
MKスポーツDB
現役最高齢のMCソン・ヘさんが8日に死去した。享年95歳。
8日、韓国の警察と医療界によると、ソン・ヘさんはこの日、自宅で息を引き取った。
ソン・ヘさんは去る4日、全羅南道の霊光郡(ヨングァンぐん)で行われた『全国歌自慢』霊光郡編のロケにも参加しなかった。この日の司会はソン・ヘさんに代わって作曲家イ・ホソプとイム・スミンアナウンサーが引き受けた。
ソン・へさんが姿を見せないと心配する声が上がったが、ソン・ヘさん側は「健康に大きな異常があるわけではない」とし「高齢のため地方まで長時間の移動が負担になって現場の収録には参加できなかった」と説明した。
ソン・ヘさんは今年に入って今月1月と先月、体調不良により病院に入院して治療を受けてきた。去る3月には新型コロナウイルスに感染していた。
一方、ソン・ヘさんは1927年、黄海道載寧郡(チェリョンぐん)で生まれた。芸術学校で声楽を学び、1955年に「チャンゴン楽劇団」からデビューした。1951年の朝鮮戦争当時、避難民に混じって釜山に降りてきた。以後、ドラマ『シングルネ・ボングルネ』(1981)、KBS 2TVのバラエティ番組『私を振り返って』、MBC TV『セモバン:世界のすべての放送』などに出演した。
特に現役最高齢のMCとして1988年からKBS 1TV『全国歌自慢』の司会を務め、ギネス「最高齢TV音楽競演番組進行者(Oldest TV music talent show host)」に記録されたりもした。