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エンタメ > スターニュース > 「僕らの青春白書」のイ・ヨヌ監督、誣告罪で実刑宣告
写真:スタートゥデイDB
映画『僕らの青春白書』、『亀、走る』などを演出した映画監督イ・ヨヌ(53)が誣告罪で裁判にかけられ実刑を宣告された。
8日、韓国の法曹界によるとソウル西部地裁刑事3単独チン・ジェギョン判事は3日、イ・ヨヌ監督に懲役6カ月を宣告して法廷拘束した。
イ・ヨヌ監督は2014年6月、A社に該当の脚本のすべての権利を1億ウォンで譲渡する旨の契約書を作成し、契約金3000万ウォンを受けとった。
しかしイ・ヨヌ監督は2018年の2月頃、他の映画会社B社に、このシナリオの知的財産権を譲渡し、その対価として執筆料1億ウォンを受けとる標準原作契約書を作成し、契約金5000万ウォンを受けとった。
B社がこのシナリオで映画を作ると聞いたA社は、シナリオの権利を主張してB社を相手どって映画制作など禁止仮処分を申請して2018年7月、認容決定を受けた。
シナリオの著作権をめぐってA社とB社間で紛争が生ずると、B社はイ・ヨヌ監督に抗議し、イ・ヨヌ監督は自身がシナリオの権利を持っていると主張しながら2018年5月にA社の代表を詐欺、業務上横領などの疑いで警察に告訴した。
この過程でA社の代表が2014年6月にイ・ヨヌ監督と作成した脚本契約書を警察に提出すると、イ・ヨヌ監督は2018年9月、A社の代表が脚本契約書を偽造したという趣旨の虚偽内容で追加告訴した。
裁判部は「A社代表が脚本契約書を偽造したかのように誣告した事実が認められる」とし「犯行の経緯などを勘案すると罪質が非常に重く、まだ自分の過ちを全く認めていない」と量刑理由を明らかにした。
イ・ヨヌ監督は1審宣告に不服だとして控訴状を提出し、保釈を申請したことが分かった。