トップ >
エンタメ > スターニュース > 人気グループ「野生馬」のナム・サングさん、癌で死去 享年66
写真提供:パク・ソンソ大衆音楽評論家
1980年代の人気グループ「野生馬」のメンバー、ナム・サングさんが亡くなった。享年66歳。
故人は2015年、肝癌の診断を受けて闘病してきたが、この日の午前、この世を去った。
6人組グループ「野生馬」は1980年代「もう私を忘れましたか」「夜が短い恋人たち」などの曲を発表して人気を集めた。
故人はがん闘病中にも米8軍ショーやグループサウンド出身1世代ミュージシャンの集まりである芸友会の総務を務め、音楽への情熱を失わず、毎年チャリティー公演にも欠かさず参加した。
パク・ソンソ大衆音楽評論家は11日、毎日経済スタートゥデイとの通話で「6年前に肝臓がんの診断を受けてから闘病してきた。大きな手術後にステージに立つことは難しいという引き止めにも関わらず舞台に立って多くの拍手を受け、最後まで熱心だった。病気にもかかわらず熱心に臨む姿がとても感動的だった」と伝えた。
また「歌が美しいのは、その中に人生が込められているからだ。ナム・サングさんは苦痛と悲しみを克服し、喜びに昇華させる音楽を介して人生と歌を取り戻し、また別の希望のメッセージを伝えた」と故人を追憶した。
故人は最長寿バンドである「He6」のメンバーとしても活動してシーズン別のコンサートやチャリティー公演などでファンたちと会ったりもしてきた。
遺族には夫人と息子と娘がいる。