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【韓国でアンケート】「デート費用は収入が多い方が支払うべき」 53.8%

結婚情報会社デュオ、未婚男女500人を対象にアンケート調査 

はるか昔、まあ、はるか昔ではないが1988年度までは、たいてい男性がデート費用を支払うのが当たり前の事だった。

もちろん、男性のポケットに一文も無いことがあるかもしれない。そういう時は、彼女、当時はガールフレンドというより恋人と呼んでいたが、とにかく女性がそれとなくズボンのポケットにお金を入れてくれた。

「どうしたんだ?僕は、お金あるよ。分かった!これは借りるんだ、後で百倍で返すよ」

男性がお金がなくて女性がお金を払うというのは、女性にとっても自尊心が傷つけられることだった。

わかるだろうか。喫茶店や食堂のどこかで見慣れた目が自分を見守っているかもしれない。

すべて昔の話だ。

最近「男が計算しないと」、こういう言葉が聞こえたら周りは騒々しくなるだろう。いつごろの話かと、ずいぶんと糾弾されるはずだ。

幸い(?)最近の若い男女はデートの時も割り勘にするのが原則のようだ。

結婚情報会社デュオが韓国で現在恋愛中の未婚男女500名(男女各250名)を対象にアンケート調査を行った結果、合理的なデート費用分担に対して半数を超える(53.8%)人が「収入が多い方が多く出した方が良い」と回答した。

「半分ずつ分けて出す」(35.4%)という意見が後に続いた。「男性がより多く負担しなければならない」と答えた回答者は10.6%で、ほんのわずか(0.2%)だが「女性がより多く負担しなければならない」という意見も出た。

実際にデートする際の費用分担についても「5:5」が27.8%と最も多くなっている。男女比率で「6:4」は21.2%、「7:3」は17.8%、「4:5」は9%という結果が出た。

この調査で少なくない恋人同士(39%)がデート費用の問題で争った経験があると答えたが、男性は「男がもっと多く払うことを当たり前に思われているようで(26%)」という理由を最も多く挙げた。女性が不満に思ったのは「デート費用を節約しようとばかりするから(20.7%)」だった。

未婚の男女たちがデートをする時、最も多くのお金を使うのは食費だ。

85%の回答者が食費に手を挙げた。

宿泊費は8.8%、文化生活費は4.2%だった。

ご飯を食べてから行くところは文化生活をするところよりは寝床の方が多いようだ。

未婚男女たちのデートに支払う費用は2人基準で平均5万9,800ウォン。

せっかくのデートだが高級レストランは夢にも見ることができないのが最近の若者の置かれている現実のようだ。
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-04-10 00:00:00




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