トップ >
コリアナウ > 社会 > 【韓国でアンケート】金持ちの基準は最低49億ウォン
韓国がますます豊かな国になるのだろうか。
それとも天井知らずに急騰した住宅価格のせいだろうか。
金持ちに対する韓国人の基準は年々高まっている。
就職プラットフォームのジョブコリアとアルバモンが韓国の成人男女3,415人を対象に実施したアンケートで「最低49億ウォンはあれば金持ち」という結論が出た。
なぜ50億ウォンではなく、49億ウォン?回答者たちの返答を平均値で計算していたら、そうなったのだ。
2016年の同じ調査で32億ウォンだったので、5年ぶりに20億ウォン近く上昇したわけだ。
そのあいだに財産を増やすことができなかったら、自然に金持ちリストから抜けたはずだ。
金持ちに対する基準は2018年に40億ウォンを超え、2020年には46億ウォンへと急激に増加している。100億ウォンが基準になる日も遠くなさそうだ。
年代別に見ると20代と40代は平均48億ウォンで、30代が平均52億ウォンと最も高い基準を設定した。
毎年、基準が上昇しているが、どうすればお金持ちになれるのだろうか。
回答者の半分以上(55.1%)が支出を減らす方法を選択した。金持ちになるためには消費を極度に減らさなければならないということだ。
消費を減らすほか、20代はアルバイトや副業で2つ以上の仕事をすること(48%)に決め、30代は貯蓄商品(42.8%)、40代は財テク(46.2%)に比重を置いている。
40代の回答者の22.6%は「不動産を通じて財テクをしている」と答えたが、これは20代(4.2%)、30代(18.8%)の回答者に比べ、はるかに多いことが分かる。不惑を越えれば現実を直視し時流に迎合するようになるようだ。