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[事件] 客を殺害し死体遺棄…被疑者の仁川カラオケ主人、身上公開

34歳ホ・ミヌ被疑者 


  • [事件] 客を殺害し死体遺棄…被疑者の仁川カラオケ主人、身上公開

仁川警察庁の身元公開審議委員会が個人情報の開示を決定した仁川カラオケ殺人容疑のホ・ミヌ被疑者(34)。 [写真=仁川警察庁]

警察は酒代でもめた後に客を殺害し遺棄した疑いで拘束した仁川カラオケ主人の個人情報を17日に公開した。 34歳のホ・ミヌ被疑者だ。

仁川警察庁はこの日午後に身上公開審議委員会を開き、殺人と死体損壊・遺棄などの疑いで逮捕したホ氏の名前と年齢および顔写真を公開した。

警察官の内部委員3人と法曹人などの外部の専門家4人で構成された委員会は、非公開会議で今回の事件が法律に規定された身上公開要件を満たしていると判断した。

委員会は「捜査着手後、連日続いたメディアの報道で国民の関心が集中した」とし、「個人情報の開示による被疑者の人権侵害よりも、国民の知る権利の保障などの公共の利益が大きいと判断した」と公開した理由を明らかにした。委員会は「被疑者は被害者の遺体をひどく毀損するなど、犯行手口が残酷だ」とし、「被疑者の自白と現場鑑識資料などの容疑を立証する充分な証拠が確保されたし、すでに拘束令状も発行された」と明らかにした。

特定強力犯罪の処罰に関する特例法によると、犯行手段が残忍で重大な被害が発生した特定の凶悪犯罪に限って充分な証拠があれば、被疑者の個人情報を開示することができる。

国民の知る権利の保障と被疑者の再犯防止などの公共の利益のためだけに可能であり、被疑者が青少年であれば個人情報を開示することはできない。

ホ被疑者は先月22日午前2時6~24分ころ、仁川市中区新浦洞(そんぽどん)のカラオケ店で40代の客Aさんを殺害した後、毀損し遺体を富平区の鉄馬山(ちょるまさん)中腹に遺棄した疑いを受けている。

現場での精密鑑識の結果、ホ被疑者が運営しているカラオケ店のトイレで、Aさんの血痕と微細人体組織が発見された。

ホ被疑者は犯行後、カラオケ店近くの焼肉屋に立ち寄ってCCTVが作動しているのかを確認したし、近所のスーパーでは14リットル入りのラックス(洗剤)をひとつ、75リットルのゴミ袋10枚、テープ2本を買ったことが把握された。

暴行などの前科がある被疑者はカラオケ店の空室にAさんの遺体を二日にあいだ隠したが、車両に移して仁川の舞衣島と江華島などあちこちを回ったが、数日後に富平区の鉄馬山斜面の草むらに遺棄した。

Aさんは殺害される直前の当日午前2時5分頃に「酒代を払えない」と112に通報したが、仁川警察庁の112治安総合状況室勤務者は管轄の仁川中部署に出動指令を下さなかった。

仁川警察庁は当時の申告受付プロセスの問題点を確認するために、独自の真相把握と監察の調査に着手した。
  • 毎日経済 | チ・ホング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-05-17 17:02:32




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