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【韓国でアンケート】「デートアプリ、不健全な目的が多い」 77.8%

エムブレイントレンドモニター、未婚男女1000人を対象にアンケート調査 

新型コロナウイルスで儲ける人もいる。

どこにも光と影があるように疫病が猛威を振るう時代にも隙間を発見する人がいるのだ。

韓国ではデーティングアプリがニッチ市場に食い込んで楽しさを味わっている。昨年、韓国人たちがデーティングアプリに支払ったお金が830億ウォンに達する。ゲームを除けば、いつの間にか一番大きいアプリになってしまった。

大学街での合コンなどカップルが誕生する場が新型コロナウイルスにより妨害されたので、デーティングアプリに異性を紹介してもらっていると考えればいいだろう。そう考えるなら、おかしいことは一つもないし非対面時代には当然、起こりうることだ。デーティングアプリ業者がそのチャンスをうまくつかんだと思えばそれで終わりだ。

しかし、デーティングアプリに対する韓国人の認識は肯定的なものだけではない。不倫や売春のような不純な考えが自然と思い浮かぶからだ。

世論調査の結果を見てもそうだ。

市場調査専門企業のエムブレイントレンドモニターが、全国の19~44歳の未婚男女1,000人を対象にアンケートを行った結果、回答者4人中3人(77.8%)が「デーティングアプリを利用する人の中に不健全な目的を持った人が多いようだ」と回答した。

この調査で恋愛の必要性を感じて(58.4%)、デーティングアプリを利用する意向がある(60%)という意見が多いにもかかわらず、デーティングアプリに対する否定的な認識は依然として残っている。

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だからといって、デーティングアプリに対する拒否感が強い方ではない。

数年の間にデーティングアプリを利用したことのある人はぐんと増えた。

この調査でデーティングアプリが何かを知っている回答者の割合は77.1%で、2019年の調査に比べて11.1%増加した。デーティングアプリを利用した経験があると答えた回答者は同期間8.8%増加し24.9%に達した。デーティングアプリの利用者が増えた理由は出会いが制限されたためであり、もちろんデーティングアプリという新しい出会いに好奇心も感じたはずだ。

恋愛をしたいのに紹介してくれる人もおらず、紹介してもらう機会も特にないのなら、デーティングアプリを利用できるという認識も高まっている。今回の調査では10人に6人がその意向があると明らかにしているが、これは2年前の調査(43.7%)に比べてはるかに高い数値だ。

まだ不健全に感じられ安全ではなさそうだが、このような傾向が続けばデーティングアプリは未来の仲人として機能するだろう。
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-06-26 00:00:00




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