トップ > コリアナウ > スポーツ > 韓、防疫強化で野球・サッカーなど「無観衆開催」に移行

韓、防疫強化で野球・サッカーなど「無観衆開催」に移行


  • 韓、防疫強化で野球・サッカーなど「無観衆開催」に移行

国内プロ野球NCダイノスの所属選手2人がコロナ19確定判定を受けた。首都圏での一部競技日程がキャンセルされたなかで、12日から首都圏の競技場は再び「無観衆」体制に転換される。

韓国野球委員会(KBO)は9日、ソウル市九老区のコチョクスカイドームで開くことにしたNCダイノスとキウムヒーローズ戦、蚕室で行われるLGツインズと斗山ベアーズ戦をキャンセルした。 NCダイノス選手団の遠征宿舎だったホテルでコロナ19確定者が発生し、選手を対象にコロナ19の遺伝子増幅(PCR)検査を実施した結果、2人が確定判定を受けたことによる措置だ。斗山ベアーズは去る6日と7日、NCダイノスと2連戦を行った。

KBOのコロナ19対応統合マニュアルにもとづいて、NCの選手団は全員が防疫当局の疫学調査が終わるまで隔離される。検査の結果が出てくる時間を考慮すると、週末のスケジュールも延期される可能性が高い。 NCとゲームした斗山の選手も全員検査を行い、蚕室球場では精密防疫が行われる。

シーズン日程の半分を遠征試合で戦うスポーツ選手団は、コロナ19に容易にさらされるしかない。遠征時に不特定多数が行き来する宿泊施設を利用する必要があるからだ。去る2日から5日までコロナ19確定者が出た宿泊施設を使ったハンファイーグルスの選手団もPCR検査を受け、全員が陰性判定を受けたけれども7日のKIAタイガーズ戦をキャンセルしている。

コロナ19の第4次大流行の後、プロ野球のあちこちで警報が鳴っている。先月末にはkt wiz所属のコーチと斗山ベアーズの職員が確定判定を受けて、翌日の二球団と関連する試合がキャンセルされた。幸いなことに密接接触者が1人だけだったことから問題は大きくなかったが、今月初めから首都圏を中心にコロナ19確定者が急増する状況で、NC選手団の追加確定者が発生した場合には単純に一部のゲームのキャンセルで終わらないだろうと予想される。

確定者が急増している雰囲気を考慮すると、24日に予定されたオールスター戦も昨年に続き霧散する可能性が高い。

首都圏の社会的距離の確保が第4段階に格上げされ、シーズンを進行中のプロ野球と国内プロサッカーKリーグは12日から再び無観衆体制に変わる。

プロサッカーは首都圏9球団(Kリーグ2を含む)がホームで観衆を受け入れない。 12日に予定されているKリーグ2の鞍山と慶南(アンサンワスタジアム)、14日のソウルと仁川(ソウルワールドカップ競技場)のゲームが無観衆で行われる。非首都圏はプロ野球と同様に、段階別に観客収容人数を合わせる計画だ。また13日と16日に予定された五輪サッカー代表チームの親善試合も無観衆で行われる。 13日のアルゼンチンとの試合は、龍仁ミルスタジアムで、16日のフランス戦はソウルワールドカップ競技場で開かれる。
  • 毎日経済 | イ・ヨンゴン記者
  • 入力 2021-07-09 19:21:30




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア