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【韓国でアンケート】インディーズミュージシャン「直接曲を作って歌うべきだ」

音楽レーベル産業協会、インディーズミュージシャンの現況及び認識調査 

現在韓国で活動中のポピュラー歌手は何人くらいだろうか。

正確な数字は分かりにくい。

統計庁が声楽家とは別にライブ歌手、バンド歌手、ボーカリスト、シンガーソングライター、店で歌う歌手、ジャズ歌手など、あらゆる職業を持つ人の数を把握してはいるが正確な数は誰も知らない。登録だけしておいて実際に働かない人もいるし本業は別にあるが副業で歌を歌ったりバンド活動をしたりする人もいるだろう。ほとんどは芸能プロダクションやレーベルに所属していないインディーズミュージシャンだろう。

音楽レーベル産業協会は韓国で活動中のインディーズミュージシャンの実態を把握し7月20日に調査結果を発表した。今回の調査ではミュージシャンがどれくらいいるのか動態を把握する他にも「インディーズミュージシャンとは?」という問いに対する答えを求める目的も含まれている。

音楽レーベル産業協会はまず2017年から2020年まで公演や音源をリリースした前歴を基準に活動性を把握したが、2021年現在活動中のインディーズミュージシャンは2814組、7004人と集計された。

このうち353チームはレーベル所属で残りのミュージシャンは無所属で独自に活動しているものと調査された。地域別ではソウルが2015チームで圧倒的だった。

  • 【韓国でアンケート】インディーズミュージシャン「直接曲を作って歌うべきだ」
  • 韓国音楽レーベル産業協会提供

ミュージシャンの中で「インディーズ」をどのように分けるか、これに対する認識調査には566人のミュージシャンが回答した。

辞書的定義では巨大資本に従属せずに創作活動をする人を言うが、深く見ると区分が簡単ではない。アンケート回答者がインディーズを選ぶ基準として最も多く挙げた基準は「自作(68.7%、重複回答)」となっている。その後を「資本とは別の持続性」(54.1%)、「自己内面化の表出」(42.9%)、「ジャンル的実験」(40.6%)などを基準に挙げた。

商業性はインディーズを分ける基準としては適していないという考え方が大半だった。回答者の78.1%が商業的な行為をしてもインディーズの範疇に入れるのに何の問題もないという意見を出した。

商業的行為でレーベルの助けを受けることもあるが、中小規模の会社に所属して作業をする場合はインディーズとして認めるべきだという意見が80.9%と非常に多かったが、上場会社に籍を置く場合はインディーズと見ることができないという意見が50.7%とやや優勢だった。

「インディーズミュージシャンは自分で曲を作って歌うべきか」という質問には、「そうだ」という回答が多かった。直接作詞には67.1%、直接作曲には70.7%が賛成票を投じ、直接歌唱すべきだという回答も61.8%に達した。ただ編曲に直接参加することについては意見が2つに分かれた。
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-07-31 00:00:00




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