トップ > コリアナウ > 社会 > 【韓国でアンケート】「レギンスをはいて出勤は困る」66.3%

【韓国でアンケート】「レギンスをはいて出勤は困る」66.3%

アルバイト天国、20代の男女1,218人を対象にアンケート調査 

会社員の身だしなみが自由になってから、だいぶ時間が経った。オフィスが密集している街で、まだワイシャツにネクタイを締めている姿のほうが目につくのは事実だ。女性社員もスーツ姿の人が結構目につく。

公職であれ会社員であれ出世するためには目立たないように、そして目上の人が見て微笑むような服装を身につけてくるだろうが、このような考え方は次第に古い時代の遺物へと変わってきている。

衣服規定が厳しいことで定評のある銀行も服装の自主化に乗り出した。韓国の都市銀行のうち、ユニフォームを着用するところはなくなっている状態だ。窓口に座っていた銀行員たちの身なりを見るとユニフォームのように見えるが、ビジネスカジュアルやセミフォーマルだ。なるべく同じ色のスーツでユニフォーム効果を出したようにも見える。

20代の青年たちが韓国社会の主役になる時期には窓口の社員たちの服も色とりどりになるのだろうか。

最近、求人専門サイト「アルバ天国」が実施したアンケート調査の結果を見ると、この質問に対して多少意外な結果が表れた。

20代の大学生及び就活生1.218(男344人、女874人)を対象に実施した調査で、約半分(53.4%)の回答者が「希望する出勤服装と企業が追求している服装規定は変わらない」と答えた。

スーツの代わりに軽く着る「ビジネスカジュアル」についても最も保守的な形である「スラックス(スーツスタイルのゆったりしたパンツ)とシャツ(53.7%、重複回答)」または「上着は自由に着るが、下衣はスラックス(58.9%)」を選んだ回答者が圧倒的に多かった。

「上下すべて自由に」を選んだ回答者は16.8%に留まった。

  • 【韓国でアンケート】「レギンスをはいて出勤は困る」66.3%
絶対容認できない服装は「レギンス(66.3%)」が1位となった。そして「袖なしを着た男性(59.9%)」、「短いスカートをはいた女性(56.9%)」は「みっともない」と答えた回答者も半分を超えた。

若い世代が職場の主役になれば職場でもへそ出しとジーンズが主流になりそうだったが、これは憶測だったことが明らかになったわけだ。

20代の若い世代が会社員の服装に保守的な見解を持つ理由は何だろうか。所属感を感じたいためのようだ。

半分近い回答者(45.4%)が「社内服装の規定が必要だ」と答えたことからも、そのような気持ちがうかがえる。
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-08-07 00:00:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア