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【韓国でアンケート】アルバイト58.6%「キオスクに代替されることに不安を感じる」

アルバモン、2,868人を対象にアンケート 

事務室の近くにあるコーヒーショップの店員がひっそりと減った。

週末は多くて2人、1人で働くことがかなり多い。

注文を受けるところにはキオスク(無人注文計算機 )が置いてある。

コーヒーショップのオーナーがキオスクを設置する代わりに従業員数を減らしたようだ。

しかし、このコーヒーショップを訪れるお客さんの中でキオスクを利用する人はあまりいない。

近くのオフィスや商店街で働く人たちのほとんどが年配の人だからだ。

まあ、一度や二度利用してみれば使い方ぐらいは簡単に身につけるだろうが、最初から利用する気さえない人がほとんどだ。事情がこうだから残りの店員はとても忙しい。それでも仕事を失わないことに感謝すべきだろうか。

キオスクの普及が拡大しアルバイトをする若者たちの雇用に対する心配が増えている。新型コロナウイルスで消費者を対面する売り場にお客さんが減ってきて不安は増す一方だ。

アルバイト求人求職サイト「アルバモン」がアルバイトをする若者2868人を対象に実施したアンケート調査で回答者の半数以上の58.6%が「私の働き口がキオスクに代替されるような不安を感じたことがある」と答えた。

また、ほぼ半分程度(47.5%)の回答者が「現在、自分がしている業務がキオスクに代替されると考えている」ことが調査で分かった。

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キオスクに代替されると思う理由については「代替可能な単純業務(55%)」と考えるからだ。「実際、キオスクに代替されている(44.2%)」、「非対面ショッピングが日常化している点(20.1%)」も主な理由だ。

「キオスクに代替されない」と答えた回答者が掲げた理由は「キオスクへの代替が不可能なため」が71.2%で最も多かった。キオスクを使える仕事場ではないという理由をつけた回答者は27.5%だった。

キオスクと関係なくアルバイトたちは解雇に対する不安を感じているのが現実だ。この調査では10人中6人が解雇に対する不安を経験したと答えた。アルバイトを必要とするところが減っているため仕事に対する不安が加重される。
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-08-28 00:00:00




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