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韓、今日も2000人台…政府「9月は拡散と抑制を分ける節目」


  • 韓、今日も2000人台…政府「9月は拡散と抑制を分ける節目」
  • ワクチン接種現況/MBNニュース映像


コロナ19の拡散傾向がなかなか終息しない中で8日の新規感染者数は2000人台に、多ければ2100人前後に達する見通しだ。政府は秋夕(チュソク)連休まで重なっているこの9月ひと月がコロナ19の流行拡散と抑制を分ける重大な節目と判断している。

8日の中央防疫対策本部(部屋台本)によると、前日の午前0時の時点で国内のコロナ19新規感染者数は1597人だ。直前日(1375人)よりも222人増えて、1600人に迫った。

この日午前0時で発表される新規感染者数は、これよりも増えるだろうと思われる。

防疫当局とソウル市など各地方自治体が、前日の0時から午後9時までに中間集計した新規感染者は計1859人で、直前日の同じ時間の1436人よりも423人多かった。

最近の夜の時間帯における確定者発生の推移を考慮すると2000人台に、多ければ2100人前後に達する見通しだ。

2000人台の確定者が出れば、去る1日(2024人)以来の1週間ぶりとなる。

8月以降の火曜日の確定者(発表日は水曜日午前0時)は、通常は2000人台を記録した。

これは週末・休日の検査件数が大幅に減って週の初めまでは確定者が減少したが、中盤から再び急増する患者発生パターンによるものというのが防疫当局の説明だ。

一日の確定者数は、去る7月7日(1211人)から63日連続で4桁を続けており、この日で64日目になる。

地域別にみると、首都圏の拡散歳尋常でない状況だ。

防疫当局によると、人口10万人当たり週一日平均の確定者数は、前日の首都圏では4.5人に達した。ソウルは5.6人で京畿道が4.0人であり、「距離の確保」第4段階以上の基準に該当する。非首都圏ではほとんどの地域が10万人当たり1人または2人台であることに比べると、首都圏は倍ほど高い。

■ 勢いを増すデルタ変異

最近の流行を先導するデルタ変異の勢いもますます強まっている。

ここ1週間(8.29~9.4)に国内では英、南ア共和国、ブラジル、インドなどに起因した4種の変異ウイルスに感染した確定者が3091人と集計された。

このうちデルタ型変異が3070人で、新規変異ウイルス感染者全体99.3%を占めた。

国内感染事例だけを見れば、デルタ型変異の検出率は97.0%で、直前州(94.3%)よりも高くなった。


政府はチュソク連休があり、全国で登校が拡大された今回の9月のひと月がコロナ19の流行拡散と抑制を分ける重大な節目として見ている。

中央災難安全対策本部のカン・ドテ第1総括調整官は前日、対策本部本会議の冒頭発言で「今回の4週間の新しい社会的距離を置く期間は、段階的日常回復に一歩近づくための最も重要な節目になる」とし、国民一人一人の防疫への協力を要請した。
  • 毎日経済 | パン・ヨンドク記者
  • 入力 2021-09-08 06:46:57




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