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韓政府「ワクチン異常反応者に最大1000万を支援」

支援範囲を拡大 

  • 韓政府「ワクチン異常反応者に最大1000万を支援」

■ 軽症者にも支援拡大

二日連続でコロナ19ワクチン接種後に死亡申告が発生した中で、ワクチンの副作用についての因果関係が不十分な軽症患者も、一定部分の補償を受けられるようになった。

中央防疫対策本部はワクチン接種後の異常反応が最近増加するにしたがって、医療費の支援対象を既存の重症患者(死亡・集中治療室の治療患者)から軽重度特別異常反応(AESI)まで拡大すると9日に発表した。特別異常反応は世界保健機関(WHO)が積極的監視の必要性を認めたもので、心筋炎・心膜炎、ギルレン・バレー症候群、多形紅斑などがある。

政府はこれまで因果関係の究明と根拠不充分な重症以上の反応患者に対して1000万ウォンを限度に医療費を支援してきたが、これを軽症の特別異常反応者にも同一の金額で支援することになる。 AESI症状の軽症患者が「因果関係根拠不充分判定」を受け取ると、1000万ウォン内で支援されるわけだ。この措置はこの日からすぐに施行され、過去の接種にも遡及適用する。ただし既存に病んでいた基礎疾患の治療費や葬祭費を除いて支援する。

政府の関係者は「最近、青年・壮年層もmRNA系ワクチンを接種した後に心筋炎・心膜炎などの特別異常反応が増加するにしたがい、因果関係を認める根拠は不充分だが、国民を幅広く保護するためのものだ」と説明した。

8日0時の時点でコロナ19ワクチン接種異常反応は総20万724件が申告され、先週だけでこのうちの10%ほどに当たる2万件が申告された。異常反応件数が増えて時間をかけて精密審査する余力が不足している点も、医療費の支援を拡大するきっかけになった。

■ 「食べるコロナ治療剤」臨床に

これとともに、コロナ19 Kワクチン・治療剤の開発事業も弾みを受けている。

食品医薬品安全処は去る8日、ジェネワン生命科学(Geneone Life Science)の食べるコロナ19治療剤「GLS-1027」の第2相臨床試験の計画を許可したとこの日に発表した。 GLS-1027は免疫調節剤として開発中の製品で、国内での臨床を許可されたコロナ19治療薬としては22番目だ。次世代の国内コロナ19ワクチンの開発のために結成された「K-mRNAコンソーシアム」は、既存のハンミ薬品、エスティファーム、GC緑十字のほかに東亜STとイーセル(Ecell)が追加で参加した。東亜STはmRNAワクチンの臨床開発と許認可などを支援し、イーセルはmRNA原副資材の供給に寄与する予定だ。

一方、9日0時の時点での国内コロナ19の新規感染者は2049人で、前日に続いて連続2000人台を記録した。二日連続で2000台を記録したのは、先月19日以来の2回目だ。
  • 毎日経済 | ハン・ジェボム記者
  • 入力 2021-09-09 19:20:03




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