蔚山「恐怖の保育所」…園長と虐待保育士ら、大量実刑


数百回にわたって園児を虐待した疑いで裁判に渡された蔚山のある公立保育園の園長と保育士11人が実刑と罰金など、大量に法の裁きを受けた。

保育士らは「しつけ」という名目で園児どうしを殴らせたり、食べ物を無理やり与える方法で虐待をしたことが分かった。保育士らは他の保育士の虐待行為に対して目をつぶるなど、保育園に蔓延していた児童虐待を事実上放置した。

蔚山地法(地裁)第8刑事単独(判事チョン・ヒョンス)は蔚山の某保育園の保育士8人に実刑を宣告した。このうち4人は懲役1~4年を宣告されて収監され、残りの4人は懲役刑と執行猶予宣告を受けた。保育士2人は罰金刑を、園長は罰金7000万ウォンを宣告された。

量刑理由を見ると、懲役4年を宣告されたA保育士は満1歳半の保育士で、他の園児が残したご飯とおかずを別の園児に食べさせ、子供に数回にわたって水を制的に飲ませた。また男児と女児の下着を脱がせた後、しばらくのあいだ互いに向き合うようにさせた。数回に渡って園児に他の園児をたたかせるなどの行為も行った。副担任のB保育士(懲役2年)はこれを見ていたが知らないふりをしたし、虐待に直接加担することもした。

満1歳半担当のD保育士(懲役1年6ヶ月)と満2歳半担当のF保育士(懲役1年)は、食事指導を理由に児童の首の後ろを握った後に無理に食事を与え、園児がこれを吐き出そうとすると口を防いだ。園児同士をたたかせることもした。残りの保育士らも程度の差はあるが、似たような容疑で起訴された。

裁判部は「児童が間違った行為を行った時は直接たたくことはできないので、他の園児を利用して叩かせた行為は非難可能性が非常に高い」とし、「被害児童を自分と同等の尊厳をもつ人格とは到底考えていない行動だと判断される」と述べた。

保育士らは2019年9~11月に満1~2歳の園児にむりやり水を飲ませたなどの虐待を行った疑いで起訴された。公訴事実で確認された虐待行為は600回以上に達した。一部の被害者の親は控訴する計画だと伝えられた。
  • 毎日経済 | 蔚山=ソ・デヒョン記者
  • 入力 2021-09-09 17:24:21