韓政府、ワクチン接種完了者に特典…接種率向上が目的


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政府はコロナ19ワクチンの接種率を高めるために、新しい特典を用意した。 23日の中央防疫対策本部によると、ワクチンを接種した後の2週間が過ぎた「接種完了者」は、確定者と密接接触した後に何らの症状がない場合は、当該の確定者の変異ウイルスへの感染の有無にかかわらず自己隔離が免除される。これまでは接種完了者であっても、密接接触した確定者が変異ウイルスに感染していない場合にのみ隔離が免除されて手動的な監視を受けてきた。

これによって変異ウイルスに感染した確定者と密接接触した接種完了者は、14日間の手動監視の対象に転換される。政府はこのような内容を盛り込んだ「国内予防接種完了者管理指針」は24日から施行されると明らかにした。

その代わりに接種を完了した密接接触者は、2週間のあいだに総2回の遺伝子増幅(PCR)検査を受けなければならない。

密接接触者に分類された直後に1回、最終接触日の時点から6~7日が過ぎた後に1回以上の検査を受ける。日常生活はそのまま行うことができるが、14日間の健康状態を観察し、疑問の症状があれば再検査を受けなければならない。この際に陽性判定が出れば、すぐさま確定者に転換される。防疫対策本部の関係者は「国内外の研究では、変異ウイルスに対してもワクチンの効果が確認されているため」だと説明した。

政府が新しいインセンティブを整えたのは、ワクチン接種率を高めるためだ。

秋夕(チュソク)前にワクチン第1次接種率の目標である70%を達成したが、段階的な日常を回復を意味する「ウィズ・コロナ」に移動するには接種完了率を引き上げることが必須だ。 2次接種率はこの日の午前0時の時点で43.2%にとどまっており、18日から進行中の18~49歳の非接種者(約577万人)に対する事前予約率も1.6%にとどまっている。これに関連して政府は27日、妊婦と12~17歳の小児・青少年を含む、今年の第4四半期コロナ19ワクチン接種の詳細な計画を発表する予定だ。

■ 新規感染者は1700人台

チュソク連休が終わり、移動と訪問による感染の拡散傾向が全国的に高まっている。この日の0時の時点で全国的に1716人の新規感染者が発生し、3日連続で1700人台を記録した。

全北は22日から2日間で71人の新規感染者が出てきたし、釜山と慶南もそれぞれ28人が確定された。大邱では外国人の居酒屋・カラオケ訪問関連での集団感染者が50人に増えた。金富謙(キム・ブギョム)国務総理は23日、SNSを通じて「祝日期間に全国的な大規模な移動があったために、コロナ19の拡散が非常に懸念される状況だ」とした。

政府は感染者の増加傾向が減少しないなかで、「ウィズコロナ」の先決条件の中で最も重要なのは接種完了率が70%になることだと改めて強調した。中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は「全国民の70%が完全接種を完了した時点が最も基本的な前提」だとし、「今後の防疫状況を総合的に考慮して判断することになるだろう」と述べた。
  • 毎日経済 | ハン・ジェボム記者
  • 入力 2021-09-23 18:00:49