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「ウィズコロナ」KPOPスターのオフラインステージが次々と再開

BTS、米国ツアーに乗り出す 

  • 「ウィズコロナ」KPOPスターのオフラインステージが次々と再開

  • BTSが12月に参加を確定した米国最大の音楽祭「ジングルボール」の広報イメージ。 [写真提供=ビッグヒットミュージック]


韓国のアイドル歌手たちはこの2年のあいだ「コロナ19」で固く閉じられた世界のコンサート会場の扉を開き、ファンを迎える準備を終えた。来月、防弾少年団(BTS)をはじめとして米国コンサートを相次いで開催し、海外のファンたちを直接攻略するものと見られる。高いワクチン接種率で社会的距離の確保の緩和に加速度がついた北米を皮切りに海外活動を再開し、再び全世界の舞台でKポップを伝播する予定だ。

ポストコロナ時代のコンサートの「引き金」を引いたアイドルグループはBTSだ。 BTSは来月27~28日、12月1~2日、米ロサンゼルス(LA)のソーファイスタジアムで「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA」公演を4ステージ行う。 BTSの海外オフライン公演は2019年10月、サウジアラビアのリヤドで開かれた「2019 BTS WORLD TOUR 'LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」以来の2年ぶりだ。 BTSは昨年の年初に予定されていた「BTS MAP OF THE SOUL TOUR(マップ・オブ・ザ・ソウルツアー)」が全世界的なコロナ19の拡散で中止になった後はツアー公演を中断している。

今回のLA公演のチケットは「マップ・オブ・ザ・ソウルツアー」のチケット購入者などを対象に行われた前売り予約で32万席が全て売り切れて、去る10日に予定された一般前売りはキャンセルされた。現地のチケット転売サイトでは、VIP席のチケット価格が最高1万5338ドル(約1819万ウォン)にまで上昇したことが伝えられた。この公演に続き、米国のインターネットラジオ局iHeartRadio(アイハートラジオ)が主催する現地最大の音楽祭「Jingle Ball(ジングルボール)」に合流し、12月3日にLA公演のステージに立つ。今年のジングルボールはmonstaX(モンスタエックス)も出演を確定し、フィラデルフィアとワシントンDC、アトランタおよびマイアミなどの4ヶ所で公演を行う。

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  • 去る3月、TWICE(トゥワイス)が日本で行われたオンラインコンサート「TWICE in Wonderland(
    トゥワイス・イン・ワンダーランド)」写真提供=JYPエンターテイメント


多国籍ガールグループのTWICE(トゥワイス)もまた、北米市場攻略のためのコンサートツアーに乗り出す見通しだ。トゥワイスは今月1日に公開した初の英語のシングル「ザフィールス(The Feels)」のミュージックビデオで、今後のスケジュールと推定されるフレーズを通じてオフラインコンサートの開催を予告した。 11月に3つめの正式アルバム発表に続き、国内外での対面活動に本格的に乗り出すものと予想される。コンサートの開始を12月末のソウルKSPOドーム(旧オリンピック公園体操競技場)で進めるだろうという予測も出ている。

国内外で認知度を高めているKポップの新人たちも、米国公演の日程を相次いで確定している。

ボーイズグループVERIVERY(ベリベリー)は12月5日から15日間のあいだ、「2021 VERIVERY 1st TOUR IN U.S.」を進行する。 LA、ダラス、クリーブランド、ニューヨークなど、米国の9つの主要都市で地元のファンに会う。昨年10月に発売した『G.B.T.B.』に続き、今年3月に『Get Away(ゲッタウェイ)』がビルボード誌のワールドデジタルソングセールスチャート1位を獲得して認知度を高めたベリーベリーは、現地での公演を通じて次世代Kポップ走者として刻印させる計画だ。

P1Harmony(P1ハーモニー)は去る23日、サンディエゴで開かれた「韓国の日」記念行事に続き、26日には米国のプロサッカーゲームで国歌を斉唱し、別途ステージで公演を行う。DREAMCATCHER(ドリームキャッチャー)は来年5月、スペインで開催される「プリマベーラ・サウンド」への出演を確定した。

Kポップ歌手の海外公演が成功裏に終えたなら、オフライン公演再開の動きはさらに早まることが期待される。米国はワクチン接種を完了したか、あるいは3日以内に遺伝子増幅(PCR)検査で陰性が確認されると入場を許可する方法でオフライン公演を再開している。ある芸能事務所の関係者は、「コンサートを通じて現地で直接広報活動を進めることができるようになると、販売と各種チャートへの進入に有利になるだろう」とし、「ウィズコロナに切り替える国を中心に、コンサート再開の速度が速くなると予想される」と語った。

国内でも社会的距離の確保の緩和にしたがって、公演再開の速度は速くなる見込みだ。WINNER(ウィナー)のソン・ミンホとカン・スンユンも、それぞれ来月19日と21日にソウルオリンピック公園のオリンピックホールでデビュー後初のソロコンサートを計画している。EPIK HIGH(エピックハイ)は12月17~19日、小劇場コンサート「エピックハイ・イズ・ヒア」を開催する。
  • 毎日経済 | パク・テウィ記者
  • 入力 2021-10-21 19:32:10




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