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韓「報復旅行」始まる…サイパン行き乗客、ひと月で179%増加


  • 韓「報復旅行」始まる…サイパン行き乗客、ひと月で179%増加

  • 去る7日、仁川国際空港の出国場で乗客らが搭乗手続きを踏んでいる。 [写真=キム・ホヨン記者]



ワクチン接種率が高まり「旅行バブル(旅行安全圏域)」が拡大したことで、国際線の搭乗客が増加している。国内航空各社がリゾートを中心に運航の再開と新規就航に乗り出しているだけに、今後も搭乗客は増える見通しだ。

8日の国土交通部航空ポータル統計によると、先月に国内の空港から運航した国際線の利用者は30万9000人で、9月の29万1000人よりも小幅で増加した。特にサイパンやグアムなど、リゾート地への搭乗客が増えている。

仁川~サイパン路線搭乗客は9月の1400人から10月は3900人に178.5%急増した。同じ期間も仁川~グアム路線は2100人から2700人に28.6%増えた。

サイパン路線の乗客増加は「トラベルバブル」効果として解釈される。トラベルバブルは防疫管理に対する信頼が確保された国家間で、隔離を免除して自由な旅行を可能にする条約だ。去る7月にサイパンとのトラベルバブルが施行され、サイパン路線の搭乗客は6月の177人から7月363人、8月405人と増え続けた。

主要航空会社もグアム、サイパン、ハワイなどの運航を再開したり、再開を準備している。大韓航空は今月、米ハワイと豪シドニーそしてニュージーランドのオークランド路線を、アシアナ航空は12月にグアム路線を週2回運航する。アシアナ航空は来月のハワイ路線運航を検討中だ。

低コスト航空会社(LCC)も国際線確保に速度を出している。エアソウルは来月からグアム路線を運航する。チェジュ航空も来る25日から、グアム路線に観光目的の不定期便の運航を再開する。

航空業界の関係者は「まだ航空業界が回復し始めたというには無理」だとし、「運航を再開しても運航便数が少ないため、航空会社の実績改善につながるまでには時間がかかるだろう」と語った。
  • 毎日経済 | チェ・アヨン記者
  • 入力 2021-11-08 10:30:24




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