伝播力強い「新種」 で各国が緊張…WHO、緊急会議を招集


コロナ19の再拡散傾向の起爆剤となった「デルタ変異」ウイルスが依然として根強い中で、新しい変異ウィルスが報告されて国際社会が緊張している。ボツワナと南アフリカ共和国などのアフリカ一帯で報告された今回の変異ウィルスは、感染性やワクチン耐性が強い可能性があるという評価を受けている。イギリスとイスラエルは新しい変異ウィルスの震源地にあげられるアフリカの一部の国に対して入国禁止措置を講じた。

世界保健機関(WHO)は新しい変異ウイルスに対する対策を議論するために緊急会議を招集したと、フィナンシャルタイムズ(FT)が25日(現地時間)に報道した。

「B.1.1.529」と呼ばれる対応する変異は「スパイクタンパク質」に32の遺伝子変異を保有している。デルタ変異が持っている16の変異より2倍多い。

ウイルスはスパイクタンパク質を用いて宿主細胞に浸透する。このためにスパイクタンパク質に突然変異が生じると伝播力に変化が生じることがある。また突然変異が多い今回の変異は、既存のワクチンを無力化するだろうという警告も提起された。

ワクチンは体内でスパイクタンパク質に結合する抗体を生産して感染を防ぐ。新しい変異ウイルスには突然変異が多く、既存のワクチンの効能を弱める可能性がある。南アフリカ共和国ウィットウォーターズランド大学のウイルス学者であるペニー・ムーア氏は、ネイチャージを通じて「突然変異がワクチンを回避できる可能性を測定している」と明らかにした。

先月11日、アフリカのボツワナで初めて発見された新しい変異ウィルスは南アフリカで77件、ボツワナで4件、香港で2件など総83件が報告された。南アフリカ保健省は25日、新しい変異ウィルスの発生を公式に確認し、伝染力が高い可能性があると警告した。

新しい変異ウイルスに対する懸念によって、イギリスとイスラエルはアフリカの一部の国への入国を禁止した。
  • 毎日経済 | キム・ドクシク記者
  • 入力 2021-11-26 17:42:05