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食薬処、パラベン歯磨き粉論難解明…国際的に基準最も厳格

韓国 食品医薬品安全処 

  • 食薬処、パラベン歯磨き粉論難解明…国際的に基準最も厳格
パラベン歯磨き粉に対する論難が大きくなるとすぐに、食品医薬品安全処(以下、食薬処)が解明に乗り出した。

去る5日、国会保健福祉委員会所属所属のキム・ジェウォン(セヌリ党)が食薬処から提出を受けた国政監査資料によると、市販されている歯磨き粉の60%以上が国内外の多様な研究から、人体有害成分として判断された「パラベン」と「トリクロサン」が含まれた製品であることが明らかになり、問題点として指摘された。

食薬処は「歯磨き粉の保存剤として使用されているパラベンの場合、含有量基準を02%以下に管理しており、この基準はEU、日本(0.4%以下)、米国(基準なし)などと比較して国際的に最も厳格だ」と解明した。続いて「ただし現在まで許可された歯磨き粉製品1300品目余りの資料をキム議員室に提出し、そのうち2つの項目についてパラベン含有量を誤って記載した」とし、「一部のマスコミで『パラベン基準を超過した製品が流通している』という報道は間違ったもの」と述べた。

食薬処は、今回の事件と関連し、担当局長を警告して資料提出者を懲戒委員会に回付して厳重問責する予定だ

一方、パラベンとトリクロサンは癌の発病率を高めたり、各種ホルモンの分泌をかく乱させることがあるという研究結果が出て、人体への有害論難が起きている物質だ。
  • 毎経ドットコム_速報部/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-06 15:51:16




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