トップ > コリアナウ > 社会 > 韓、コロナ確定者が一日で2倍に…防疫方針を転換

韓、コロナ確定者が一日で2倍に…防疫方針を転換


  • 韓、コロナ確定者が一日で2倍に…防疫方針を転換

コロナ19オミクロン株の突然の大流行が本格化するやいなや、政府は医療体系の転換に死活をかけている。29日から遺伝子増幅(PCR)検査の効率化措置と、迅速抗原検査を全国に適用することにした。ソル(旧正月)連休以降の来月3日からは、全国の街の病院も診断と検査に参与する。こうしたなかで大韓診断検査医学会が自己抗原検査の導入に反対するという立場文を発表するなど、医療体系の転換をめぐって議論が加速する雰囲気だ。

中央防疫対策本部によると、26日午前0時の時点における新規確定者は1万3012人で、コロナ19事態が始まって以後に初めて1万人を超えた。前日最初の8千人台を突破した後に、たった一日で5千人近く急増したわけだ。このことで非常灯の灯った政府は、オミクロンへの対応を前倒しにすることにした。

この日、文在寅(ムン・ヂェイン)大統領はオミクロン対応点検会議を主宰し、総力戦を指示した。中東・アフリカの3カ国訪問による自家隔離を終えた後、業務に復帰するやいなやすぐさま最初のスケジュールとしてコロナ19への対応に乗り出したわけだ。

金富謙(キム・ブギョム)国務総理は中央災害安全対策本部会議で「防疫の最優先目標を危篤・重症者と死亡者を減らすことにする」と強調した。続いて「(29日から)全国256の選別診療所で迅速抗原検査が可能になるように措置する」とし、「2月3日からは全国431カ所の呼吸器専門クリニックと、指定された一般病院と医院に拡大施行する」と語った。

一部の専門家はこのような政府方針に懸念を表している。大韓診断検査医学会は「自己抗原検査は80%以上の感染を逃すことがありうる」とし、「確認者が激増する時点では、自己抗原検査ではなくPCR検査をさらに積極的に施行しなければならない」と明らかにした。
  • 毎日経済 | チャ・スルギ記者/キム・シギュン記者
  • 入力 2022-01-26 17:56:10




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア