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韓国陸軍が兵士階級体系の単純を推進、「二等兵」なくなる


  • 韓国陸軍が兵士階級体系の単純を推進、「二等兵」なくなる
陸軍が52年ぶりに現行の4段階の兵士階級を、事実上「一等兵・上等兵」の2段階に簡素化する案を検討している。兵営内の不条理と暴力を減らすためのもので、「二等兵」をなくして上等兵のうちから分隊長を選抜し、兵長階級を付与することが再編案の骨子だ。

14日、陸軍関係者は「兵営内の不条理と暴力を減らすために、兵士の階級を現在の二等兵・一等兵・上等兵・兵長の4段階から一等兵・上等兵・兵長に減らし、兵長階級は分隊長にのみ付与する案を検討中」と明らかにした。陸軍は訓練所で新兵教育を終えたらすぐに一等兵の階級章をつける案を検討している。陸軍は「二等兵階級を新兵訓練期間(5週間)にのみ付与することにより、兵営内の歪んだ序列文化を改善するところに寄与するものと判断される」と説明した。また、上等兵のうち優秀者を分隊長として選抜して兵長階級を付与するために、分隊長ではない兵士は、一等兵と上等兵の階級章だけを付けて軍服務を行うことになる。現行の4段階の兵士階級が定着したのは1954年で、当時は兵士の服務期間が36ヶ月に達した。いまや二等兵は3ヶ月で一等兵は7ヶ月、上等兵は7ヶ月で兵長が4ヶ月だ。

陸軍が推進する兵士階級体系の単純化が実現すれば、52年ぶりに4階級体系が事実上2階級体制に変わるわけだ。この案が確定されると分隊長ではない一般兵士は、新兵の訓練期間を除いて一等兵として10ヶ月、上等兵として10ヶ月程度を服務することになる。陸軍は今年末までに、このような内容で階級体系の改善案をまとめ、国防部に軍人事法施行規則の改正を提案する方針だ。
  • 毎日経済_アン・ドゥウォン記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-14 17:35:27




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