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ロークラーク、特殊目的高校・江南3区高校出身37%

国政監査、京畿・京福・ソウル高「伝統BIG3」は退潮…首都圏・嶺南80% 

  • ロークラーク、特殊目的高校・江南3区高校出身37%
過去3年間、韓国大法院(最高裁)が選抜したロークラーク(裁判研究員)のうち、79%が首都圏・嶺南地域地域出身であることが明らかになった。一方、湖南地域出身は11.8%、忠清地域は4.9%にとどまった。また、ロークラーク全体305人のうち特殊目的高校(以下、特目高)と江南3区の高校出身が36.7%に達した。14日、毎日経済新聞は、大法院が新政治民主連合のイム・ネヒョン議員に提出した国政監査報告書を単独で入手し、全数調査した。この結果、ロークラーク305人の出身地別格差が大きく、今後法曹界に深刻な不均衡が発生すると予測された。

まず、ロークラーク出身地域別で格差が予想していたより深刻だった。過去3年の間選抜したロークラーク305人のうち首都圏出身は146人(47.9%)だった。嶺南出身も95人(31.1%)に達したが、首都圏と嶺南出身を加えると79%で絶対多数を占めた。一方、湖南出身36人(11.8%)と忠清出身15人(4.9%)を合わせても20%に満たなかった。今後、法院が特定の地縁に影響を受けるものと予測される大きな課題だ。

出身高校別格差も少なくなく、大きく憂慮をかもし出した。以前、法曹界を牛耳っていた京畿高校・ソウル高校の出身は退潮したが、特目高出身が定着した。

最も多いロークラークを輩出した高校は大元(デウォン)外国語高校で17人だった。続いて、明徳(ミョンドク)外国語高校(9人)、ハンヨン外国語高校(6人)がBIG3を占めており、大邱(テグ)外国語高校・大一(デイル)外国語高校・東莱(トンネ)女子高校・釜山(プサン)国際高校が全て5人で後に続いた。ロークラーク輩出10位圏を形成した11個の高校のうち、一般高校は東莱(トンネ)女子高校・江陵高校・釜山鎮(プサンジン)女子高校など3カ所にとどまった。

ロークラークの305人のうち、特目高出身は75人(24.6%)に達した。また、江南・瑞草・松坡地域の高校出身も37人(12.1%)に達したが、特目高と江南出身を合わせると12人(36.7%)に達した。ロークラーク3人のうち1人は富裕層である可能性が高いわけだ。

一方、伝統名門に選ばれた京畿(キョンギ)高校ㆍ景福(キョンボク)高校ㆍソウル高校などBIG3のうち、京畿高校(4人)、ソウル高校(1人)のみ合格者を輩出して変わった世相を反映した。50・60代の平準化以前の世代が退潮すれば法曹界を牛耳っている京畿高校・ソウル高校ラインの退潮を予測することができる項目だ。

出身学部別格差は、司法研修院時代と大同小異だった。出身大学別ではソウル大学が116人を輩出し、圧倒的1位だった。続いて延世大学と高麗大学がそれぞれ40人で共同2位を占めたが、SKY出身(*)が196人(64.3%)に達し、絶対多数を占めた。

(*) 「SKY出身」とは、ソウル大学(Seoul National University)・高麗大学(Korea University)・延世大学(Yonsei University) 出身をいう。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者/キム・セウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-14 17:33:41




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