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仁川空港、8日から新型コロナ以前の状況に 航空規制全面解除


コロナ19(新型コロナウイルス)で2年以上、止まっていた国際線の航空便運航が8日から事実上、コロナ19以前の状況へと正常化する。コロナのワクチンを打っていない海外入国者の隔離義務もなくなる。ただ、防疫当局は海外入国者を対象にした全数検査は維持する計画だ。

韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は3日午前、ソウル光化門(クァンファムン)政府ソウル庁舎でコロナ19中央災難安全対策本部会議を主宰し、このような規制緩和措置を発表した。国務総理は「現在、仁川(インチョン)国際空港は航空便数と飛行時間を制限し、航空需要に弾力的に対応できずにいる」として「航空券不足、価格上昇など国民の不便が加重されている。政府は、これに対し仁川空港の航空規制を6月8日から全面解除し需要により航空便が適時に運営されるようにする」と話した。それと共に「海外入国管理体系も改編し、これまでワクチン未接種者が海外から入国する時、7日間の隔離義務が適用されたが、8日からは接種可否と関係なく隔離義務がなくなる」と説明した。

政府は早速、8日から仁川空港の1時間当たりの航空機到着便数規制を緩和し、従来の20機から最大容量の40機に増やすことにした。

毎日、午後8時から翌日午前5時までに設定された仁川空港飛行禁止時間(Curfew·curfew)も同日解除する。政府はコロナ19初期の2020年4月から、この2つの規制を適用してきた。

この他、国土交通部は仁川空港をはじめとする全国空港の2019年比国際線回復目標を当初の「年内50%回復」から「需要にともなう供給」に変えることにした。運航規制が消えても実際の運航便数が過去の水準を回復するのには時間がかかるだろうというのが航空業界の評価だ。

空の道への規制はコロナ19以前に戻るが、入国時の全数検査は維持される。

海外入国者は入国前に遺伝子増幅(PCR)検査や専門家用の迅速抗原検査を行い、入国後3日以内にPCR検査をもう一度受けなければならない。入国検査の結果、「陽性」と確認されれば隔離措置される。ただ、政府はオンライン事前検疫情報入力システム(Qコード)の活用など迅速な検疫のための措置も強化することにした。
  • 毎日経済 | イ・ジョンヒョク記者/キム・シギュン記者
  • 入力 2022-06-03 17:48:52




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