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韓国の若者、物価高で音楽・映像を絶つ「月額料金ダイエット」


#20代の新社会人Aさんは最近、1年間続けてきたYouTubeプレミアム登録を解約した。月1万ウォン余りの価格が負担になるからだ。Aさんは「毎月ショッピング(クーパン、NAVER)と音楽(Melon)、OTT(Netflix、WATCHA)の月額料金だけでも3~4万ウォンずつ支払っている」とし「OTTサービスの場合、価格が負担になって1か月間コンテンツをまとめて見てから3~4か月は再び解約する方法を選んでいる」と明らかにした。

物価高時代が本格化し、20代・30代の消費者の間で「月額料金ダイエット」が流行している。懐事情は厳しくなっていくのにショッピング、音楽、OTTなどサブスクリプションサービスの月額料金が引き上げられると、いわゆる「元手が取れない」サービスを果敢に解約し始めた。

29日、関連業界によると最近、Melon、GENIE MUSICなど音楽ストリーミングサービスの月額料金が一斉に上がった。Melonは先月末から月額料金を約10%引き上げ、GENIE MUSICは利用プランにより価格を約5~6%引き上げた。

代表OTTサービスであるNetflixは昨年末、プレミアム基準の月額料金を17.2%値上げした。クーパンは先月からショッピングとクーパンプレイサービスを一緒に提供するメンバーシップ料金制価格(既存会員含む)を2900ウォンから4990ウォンに約72%引き上げた。

毎月一定金額を支払って便利さを享受するのに慣れている若者層だが、今は状況が変わった。物価高と低成長時代を迎え、大多数が支出を減らさなければならない状況に直面しているためだ。実際、先月の消費者物価は6.0%上昇し通貨危機(1998年)以来23年ぶりに最も大きく上昇、外食価格は8.0%急騰して1992年10月(8.8%)以来30年ぶりの最高水準を記録した。
  • 毎日経済 | イ・ハリン毎経ドットコム記者
  • 入力 2022-07-29 11:23:33




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