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【速報】板橋テクノバレー崩壊事故、再び提議される「安全不感症」

「板橋テクノバレーフェスティバル」開催中、中高生含む11名が重症 

  • 【速報】板橋テクノバレー崩壊事故、再び提議される「安全不感症」
17日午後5時53分頃、京畿道城南市盆唐区の板橋テクノバレー野外公演場にて開催されていた『第1回板橋テクノバレーフェスティバル』を観覧していた観客が近くの換気口の上に上り、20~30名が約20m下に墜落する惨事が発生した。

この事故によって午後7時30分現在14人が死亡し、11名が重症を負ったものと伝えられた。消防関係者は「まだ救助作業が進行中であるため被害規模が広がる可能性もある」と話した。消防当局などによると、板橋テクノバレー入居企業の従業員と地域住民、招待歌手のファンが野外公演場に集まる中で座席を確保できなかった20数名の観客がさらに高い場所で公演を見ようと大型換気口の上に上ってガールグループ4Minute(フォーミニッツ)の公演を見ている中で構造物が墜落して事故が発生したものと推測されている。

換気口から5mほど離れた場所で公演を見ていたある観客は「突然横のほうでドンという音と共に落ちる音がして換気口にいた人たち1~2名は上ってきた」とし「(事故当時)多くの観客が上っており、イベント要員もそちらを見ながら気をつけろと話したりもしていた」と伝えた。また違う目撃者は「4Minuteの公演が始まると観客はその公演ステージと誓い場所に集まる状況で、換気口側にはほとんどが学生と見られる人たちが集まっていた」と話した。

事故当時、換気口周辺に会社出入証にスタッフがいるのみ、ガード要員は見られなかったという証言も出ており、事故対策が疎かだったのではないかという指摘もある。盆唐消防署は救急車など10余台を動員して人命救助作業を行っており、正確な人命被害規模を把握している。

今回の事故はセウォル号の惨事発生から6ヶ月後に再び巻き起こった『安全不感症』が度を超えたとの批判が殺到している。

今年2月に発生した 慶州マウナオーシャンリゾート崩壊事故は施設管理監督不行届による不祥事の典型だ。事故が起きた体育館は安全基準が低い運動専用施設で許可を受け、公演場に不法用途変更したという事実が遅れて明かされた。事実上は公演施設として使用されていたが、建築法上は観覧席がなかったり、1000㎡未満である『運動施設』に該当するという理由で安全点検まで逃れていた。

2012年には高陽市のある公演会場にて舞台装置が公演スタッフの頭上に落ちてスタッフが重態となり、2011年には京畿道文化の殿堂にてリハーサル公演をしていたオーケストラの指揮者がステージから4.7m下に墜落して死亡した。

2005年10月、慶尚北道尚州市市民運動場にて開かれたMBC『歌謡コンサート』収録現場では観客11人が下敷きになって志望、約70人が負傷する大事故が起きた。

この他にも1995年には大邱市民運動場で行われた公演で約1万人の観客が一度に入場しようとして8人が怪我をし、翌年12月には大邱のある公開放送でも良い席を取るために前に押し寄せた観客が他の観衆を倒して1人が志望し5人が重軽傷を負った。

専門家たちは「入場観客の数字を予想できない大型無料公演が安全脆弱地帯であることを見せてくれる事例」だと指摘した。
  • 毎日経済_チ・ホンギ記者/写真=チャン・ジェウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-17 20:32:44




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