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コリアナウ > スポーツ > CS MVPオ・スンファン一問一答「状況によって日本シリーズも全試合登板する」
「仕上げ隊長」オ・スンファンが所属チームである阪神タイガースを9年ぶりの日本シリーズ進出に貢献してクライマックスシリーズ(以下CS)MVPに選定された。
オ・スンファンは18日、東京ドームで行われた日本プロ野球セ・リーグクCSファイナルステージ、読売ジャイアンツとの4戦にてチームが8-2で大きくリードしている9回末に登板した。二者連続ホームランを許すなど1イニング3安打1奪三振2失点と不振だったが、チームは8-4で勝利を守るには問題なかった。
この日の勝利で阪神は9年ぶりの日本シリーズ進出を成功させた。リーグ優勝チームである読売に1勝を抱かせ、休みなくすべて東京ドームで開かれた辛い旅程であったが阪神は迷いなく4勝を奪い去った。その中心にはオ・スンファンがいた。オ・スンファンは広島とのファーストステージからこの日まで6試合にすべて登板して8 1/3イニング10奪三振2失点4セーブを収めた。これはクライマックスシリーズ最多セーブタイ記録。平均防御率は2.61だ。
この日の4戦目にはセーブが必要な状況ではなかったが、シリーズのフィナーレを直接飾るために登板したが二者連続ホームランを許してぎこちない光景が広がったりもした。それでもチームの勝利を守るのには理由があった。
セ・リーグ会長はオ・スンファンの闘魂を高く評価してMVPに選定した。
<以下はオ・スンファンの一問一答>
-4日連投で疲れているだろうが今日も上った。自ら要望したのか。
「自らの要望ではない。ただシリーズの最後を終わらせる意味で当番した」。
-二者連続ホームランを浴びた。
「6点をリードした状況だったので緊張が解けていたようだ」
-最初よりも2回目のホームランを受けたときの気分はどうだったか?
「まぁ、それでも点数に余裕があったので気にしなかった」
-すぐに和田監督がマウンドに登った。どんな話をしたのか?
「ただゆっくりられと仰られた」
-ともあれクライマックスシリーズMVPに選定された。おめでとうございます。
「ありがとうございます。けれどホームランを2本浴びて受けるので恥ずかしい」
-阪神が久しぶり(9年ぶり)に日本シリーズに進む。覚悟は?
「久しぶりに進むことは知っていた。私が一年目からチームに役立てたようで嬉しい。クライマックスシリーズが終わったからと全てが終わるわけではない。緊張しろという意味においてホームラン2本をあびたと考えて再び私の投球を繰り出せるようにする」
-クライマックスシリーズ全試合に登板する闘魂を発揮した。日本シリーズも同じだろうか?
「(頷いて)状況がそうなれば」