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韓国、新築マンションの駐車場7%に電気自動車の充電器設置を義務付け


来年7月以降、新たに事業計画を申請するマンションの駐車場には、駐車可能台数の7%以上に電気自動車充電器用コンセントの設置が義務付けられている。2025年からは駐車可能台数の10%以上に電気自動車充電器用コンセントの設置が義務付けられる。

31日、国土交通部は、このような内容の住宅建設基準などに関する規則の一部改正令案を立法予告した。国内外の自動車市場が電気自動車中心に再編される中、国内のマンションなど共同住宅の電気自動車充電器が不足しているという指摘を受けて設置義務を強化するものだ。

改正令案によると2023年7月1日以降、事業計画承認を申請する共同住宅には、駐車単位区画総数(駐車場の駐車可能台数)の7%以上に電気自動車の移動型充電器用のコンセントを設置しなければならない。移動型充電器とは普段は車に積んでおいて指定されたコンセントに連結して電気自動車バッテリーを充電する装置だ。国内の電気自動車充電器の数は主要国に比べて大きく足りない状況だ。韓国自動車研究院によると、電気自動車100台当たりの電気自動車充電器の数は△英国319台△ドイツ230台△米国185台△日本153台などだが、韓国は45台に過ぎない。

これに対し政府は急速または緩速充電器を普及するのにかかる費用が高いだけに、直ちに充電器を普及する代わりに利用者の不便を緩和するため、コンセント普及から急いでいる。2025年以降は、全体駐車場設置面積の10%以上にコンセントを設けなければならない。
  • 毎日経済 | ソン・ミングン記者
  • 入力 2022-08-31 17:56:43




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